「吉野荘 湯川屋」 歌人・氷室長翁が晩年吉野へ花見に出かけた折残した「芳野日記」。その紀行文の中に「みよしの山の湯川屋と云う宿にとまり〜」と記されている宿、吉野荘湯川屋。吉野山で最も古い宿で、現在の女将は16代目を数えます。夕食は西行鍋。吉野山をこよなく愛した西行法師が好んだといわれる料理。吉野の季節の山野草に吉野本葛を入れた滋味豊かな鍋です。