「祇園白川界隈」

歌人・吉井勇がこよなく愛した祇園。代表作でもある「祇園歌集」には祇園を舞台とした珠玉の歌が幾つも詠まれています。白川、巽橋、すれ違う舞妓など吉井勇が愛した花街の風情。代表作に歌碑にも刻まれた「かにかくに祇園は戀し寝るときも枕の下を水のながるる」の歌や「伽羅の香がむせぶばかりに匂い來る祇園の街のゆきずりもよし」があります。