東山区三十三間堂廻り町656 075-561-3887
「養源院」 文禄三年、豊臣秀吉の側室、淀君がその父、浅井長政の菩提を弔うために建立した養源院。本堂には俵屋宗達が描いた襖や杉戸が残っており、国宝に指定されています。今年も淀君を偲ぶかのように、境内の桜が咲きました。命の短さを知るように咲き誇る桜。悲運の最期を遂げた淀君の儚い想いが、花をよりいっそう美しくしています。