「田中くめさん」 夜明け前、白川女の仕事が始まります。72年、京都の道を歩き続けてきた田中くめさん、91歳。お供えの花と、自分で煎った番茶を売り歩きます。お得意さんは400軒。皆が待っていてくれることが元気の源と言う田中さん。雨の日も風の日も休みません。この道には、くめさんの確かな人生が刻まれています。