日本の伝統工芸を代表する蒔絵 (2001/10/17) music: 『Song for the leffovers』 A CAMP (Univesal Stockholm 014324-2)
「下出祐太朗さん」 下出祐太朗さんは3代目の蒔絵師。蒔絵の製作は、華やかさも渋みも金粉の表情ひとつで決まってくる、非常にデリケートな作業です。 蒔絵に使われる金粉には丸いもの、扁平なもの、厚いものなど、粒子の形によって様々な種類があり、さらにその中で大きさによって一号から二十号までに分けられているそうです。仏具関係の蒔絵から、小物や屏風風まで、漆芸の魅力を現代的な表現に変換させるのが、下出さんのテーマ。 長い時間と細かい作業をくり返して出来る、日本独自の芸術世界です。