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photo
三百年以上の伝統がある吉野の御神酒口
火と水を象った御神酒口
今も生活の中に息づいています

(2000/12/22)

music
『Lazy Days』
Enya
(WPCR-11000)

 
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「神酒口」

吉野、下市町に三百年以上も前から作り続けられている「神酒口」。これは神具の一種で、主に、お正月お神酒徳利の口にさす装飾品ですが、結婚式や上棟式などの席に縁起物として飾られることもあります。特にこの下市のものが有名で、粘り、光沢、香りと三拍子そろった檜を選び、表面に溝を彫り、カンナで薄く削った経木の溝どうしを編み目のように組み合わせて作ります。その形は、人間の生活の原点「火」と「水」を象っているそうです。大川文子さんは、この道45年。すべて手仕事で伝統技術を伝承していきます。