「藤羅宗岳さん」 お寺の住職となったアメリカ人 藤羅宗岳さん。もと新聞記者。禅宗に興味を持ち、大徳寺へ修行に入り20年を過ごし、日本初の禅宗の住職となりました。そして、日本の伝統文化に精通し、お茶を愛し茶室まで作りました。茶庭は大徳寺の庭師が手掛けた本格的なもの。毎日、茶庭を眺めながらお茶を一服。そしてもうひとつ、愛する庭は借景です。庵の縁側から奈良の雄大な山並みが見え、それを見るためにわざわざ塀を低く作ったとの事です。朝夕必ず縁側に座って眺めます。