神戸市に暮らす小笠原さんは、2012年に、友人と共に工作などを通じて親子で参加できるイベントを始めました。今では、全国12か所でコミュニティが生まれ、述べ1万人以上が参加しています。きっかけは、保育士として働いていたとき、子育ての相談を誰にもできず、どうすればいいか分からない親の多さに気づいたことでした。「がんばりすぎなくても子ども達は育つから大丈夫だよと。困った時ほど頼りあえる関係性が、すごく大事な気がする」
目指すのは、“子育ての不安を、乗り越えられる”未来――彼女の挑戦を追いました。