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D日記 #321 ソレント/オーストラリア
メルボルンは何度か訪れたことがあるのですが、 テニスやラグビーの取材が多く、 海に行ったのは今回が初めてでした。
最初に行ったのはメルボルンでも最も人気の高いブライトンビーチ。 2月(真夏です)だったので、 多くの海水浴客や観光客で賑わっていたのですが、 やはり一番目立っていたのは、 このカラフルなビーチボックス群。
ビーチボックスはブライトンだけでなく、 ポート・フィリップス湾の海岸線にあるビーチでは普通の光景。 ソレントのあるモーニントン半島はそれらが最も密集しているエリアでおよそ1300棟もの小屋があるそうです。
起源は19 世紀末のヨーロッパに遡り、 当初は女性が水着に着替えるための小屋として造られたものです。 今ではビクトリア朝時代のベイエリアの風景を象徴する存在として自治体の文化遺産に指定されています。
オーナーは木造フレーム、 ウェザーボード、 波板鉄板屋根といった古典的なビクトリア朝建築の特徴を保つ義務があり、 電気や水道などの設備もつけられません。 この日は週末で、 絶好の海水浴日和だったにもかかわらず、 扉の開いている小屋は数えるほどしかありませんでした。 どうやら今は実用性よりも所有する事自体がステイタスになっているとか。 実際、 最近売りに出されたビーチボックスのひとつは、 日本円で数千万の値段で売れたそうです。
全く関係ないのですが、 豪州ではビーチボックスのようなカラフルなものが目につきます。 これはビーチに行った帰りに寄ったショッピングモールにあったドーナツ屋さん。 いくらなんでもカラフル過ぎじゃないですかね。
