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D日記 #242 ラッセル/ニュージーランド
番組でも紹介した通り、ラッセルがあるエリアはヨーロッパから最初の入植が行われた場所で、歴史的に貴重なスポットがいくつもあります。
なかでも特に重要な意味を持っている場所が、1840年に英国政府とマオリの首長との間で条約が結ばれた地、ワイタンギです。これによってニュージーランドが英国領となりました。建国の礎ともいえるワイタンギには、条約を結んだ当時の建物や、マオリ文化や歴史を知ることができる博物館などがあり、多くの人々が訪れる観光地となっています。
取材した6月末はマタリキという、先住民であるマオリの人々が新しい年の始まりを祝う時期でした。マタリキとは昴(すばる)、つまりプレアデス星団のことで、早朝にこの星が 昇ってくるタイミングでお祝いをするのです。
今年は6月28日がマタリキの祝日で、港では花火が上がっていました。
