DIARY
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D日記 #235 レンボンガン島/インドネシア
出会いはひょんなことからでした。
「レンボンガン島に行くなら、黄色い橋のかかる港に行ってみるといいよ」
港にまつわるストーリーを探していた私が向かったのは、青い空と海に真っ黄色の橋が映えるイエローブリッジポート。
離島へ向かう観光客とバリからの物資を運ぶ地元民とがうまく融合する港です。
そして、その目の前には学校が。
「なぜこんなところに??何か面白そう」
学校を尋ねるも、あいにくこの日は祝日。周りには船の出発までの時間を潰す観光客しかいません。
何か情報はないか、と地元民に聞くも、「祝日だから出直せば」と素っ気ない回答。
時間も限られていたので観光客同様、私も次の目的地へと、船のチケット売り場に向かいました。
出発時間も間近、何の気なしにチケット売り場のスタッフに尋ねました。
「あそこは学校だよね?」
「そうだよ。観光にまつわることを教える学校だよ。」
「面白そうだから取材したかったけど今日は休みで誰もいなかったよ」
「じゃあ僕の叔父の電話番号を教えてあげる。校長だよ。」
すぐに電話をすると、とてもユニークな港にある学校だということが判明。
校長先生は取材を受け入れてくれました。
出会いはいつも偶然か、必然か。
