DIARY
ダイアリー

ドブロブニクのロケネタを探していて　たどり着いた造船所
驚いたのは　その場所が山の上の村の中にあるという点
ドブロブニクのグルージュ港からクルマで山へのぼること10分
その造船所はありました

1991年にユーゴスラビアから独立を果たした後
世界屈指の観光都市として発展を遂げたドブロブニク
新しい事業を創めるのには
年々高くなる土地代の壁は高く地元出身の経営者のマロさんは
「クロアチア製の船を造りたい」という夢を実現させるため
土地代が安い山の上に工場を構えました

息子のマトさんは父が船の修理や造船に携わっている姿を見て育ち
自然と同じ道を歩むことを選んだそうです
親子と従業員2人の小さな造船所ですが
そこにはクロアチア人としての誇りと船に対する愛情と拘りが溢れていました