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D日記 #127 ストックホルム群島/スウェーデン

ストックホルム群島のあるバルト海からスウェーデンの首都ストックホルムに向かうためには大小様々な島を縫うように向かわなければなりません。
ヴァックスホルムはその縫い目が集まる要衝として、水先案内人が住み始め、その後荷揚げ場や税関ができました。また中世にはストックホルムの防衛拠点として要塞が築かれ、軍と共に発展してきた港町でもあります。

熟練の船大工ヨランさんのインタビューは、中世から港を守ってきたヴァックスホルム要塞の一室で行いました。

1548年グスタフ1世により建設された軍事要塞ヴァックスホルム城。19世紀に入ってから大砲の威力が大きくなりこの要塞の外壁では太刀打ち出来なくなりその軍事的重要性はなくなったそうです。現在は博物館、レストランとして運営されています。

船大工のヨランさんがご自身で作った木製帆船、現在は娘夫婦に譲り使ってもらっているそうです。

ヨランさんはスウェーデンでも有名な船大工で、講師として日本の船大工にも木造船の作り方を教えたことがあります。また、船大工として以前にも日本のテレビ取材を受けたこともあるそうです。