DIARY
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D日記 #126 ココナッツグローブ/アメリカ マイアミ
マイアミビーチで生まれ育ったというリサ・レメニーさん。
尊敬する祖母も画家で幼いころから絵を描き
16歳の時にはアーティストとして生きていくことを決意していたそうです。
初めて売れた作品はバハマの小さなハーバーで
ヨット生活をしていた23歳の時、対岸から描いたという景色の水彩画です。
作品の右脇に描かれた家の住人が気に入って買ってくれたということで
こちらはその複製と当時のリサさん。
「数日分のディナー代にしかならない額でしたが金額の問題ではありません。とても幸せでした。」というリサさん。
画家として生涯をおくる勇気をもらったという記念すべき作品です。
リサさんが取り組んでいるスケッチスタイルの一つはblind contour drawingという被写体から目をできるだけ逸らさずに輪郭を描いていく描画手法。
その手法でココナッツグローブのマリーナに浮かぶヨットをあっという間に描き上げます。
「ここはマイアミの中で一番美しい場所です。私の安らぎの場所であり、
充足の地です。私の魔法が生まれる場所です」
こちらが番組取材中スケッチをしていたものに色が入った魔法の作品。
リゾート地マイアミの中でも、ココナッツグローブはボヘミアンな雰囲気が漂い、アーティストやミュージシャンが住む街として有名です。
リサさんがスケッチの散策中に持っていたこちらのバッグも地元の友人作家の作品です。
