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D日記 #27 カスカイスマリーナ/ポルトガル

スペインロケを終え、バレンシア空港からポルトガル・リスボン行きの飛行機に
搭乗したのは夕方6時過ぎ。2時間ほどの空の旅です。

時計を1時間進め、夜8時頃リスボンの街が見えてきました。
ヨーロッパ諸国の首都で唯一大西洋岸に位置するこの街は、
空から眺めてもその長い歴史が何処となく感じ取れる静かな景観。
自身2度目となるポルトガル取材に期待が膨らみました。

こちらがホテル周辺の様子。やはり派手さはなく落ち着いた空気が漂います。

取材の足はルノー・セニック。日本には正式輸入されていませんが、
フランスを代表するMPV。乗り心地も動力性能も申し分なし!
なんで日本にないんだろう?

放送的には先行しましたが、「カスカイス」が今回の最終目的地。
カスカイスはリスボンから西に25キロ、車で30分ほどの利便性のいい街。
当時の国王カルロス一世が夏休みの保養地として指定し宮廷を整備、
自身がセーリングを愛したことからハイソサエティなマリン文化が育ったと
言われています。
似たようなイメージは神奈川県・葉山と言ったところでしょうか。

番組でも紹介しましたが、このカスカイスマリーナは
ヨーロッパ大陸最西端のヨットハーバー。
皆さんご存知のロカ岬(ヨーロッパ大陸最西端)へは車で30分ほどです。
王家の要塞に見守られるようにあるこのマリーナ、高貴な空気感を感じ取ることは
容易く、国内外のマリンスポーツ選手がトレーニングやプライベートで訪れると言うのは
納得です。

カスカイス取材最大の目的は、プロセーラー白石康次郎さんとの待ち合わせ。
続きは次回のダイアリーでご紹介します。