DIARY
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D日記 #20 カウズ島・ベンブリッジ/イギリス

ワイト島の朝はとても清々しい。
宿泊したB&Bの前からはこんな光景が望めます。

取材先の島の東に位置するベンブリッジには静寂に満ちたハーバー。
入江を囲むように生茂る緑の丘陵は、ピーターラビットでも出てきそうな豊かな森。
聞くところによると本土から林間学校で小学生が多数やってくるそうです。

事実、ドローン撮影を担当したカメラマンのお子さんも本土から訪れたとか。
そんな彼の仕事ぶりはこんな感じ。

とても魅力的な画を撮って頂きました。
因みにこのベンブリッジ村はイギリスで一番大きな村らしいです。

取材をした製帆職人のポールさんは1971年からこの仕事に携わり
現在の仕事場で33年も独りでセイル作りに励んでいます。
足の踏み場もない工房はまさに男の仕事場

自身も31フィートの船を所有していて
精力的にレース活動をしています。優勝経験は8回、生粋のセーラーです。

近年はセイルの素材を使った鞄の製作もしているそうです。
情けないことに現物の撮影は忘れてしまいましたが、
軽くて丈夫 もちろん防水性に優れています。
正直少しだけ心が動きました。