STORYストーリー

2024年2月27日(火)よる9:00~

第6話

 クロッキー社の國見亜門(江口洋介)から名誉毀損で訴えることを公表された美島零(道枝駿佑)たち【マルス】。「【マルス】を社会から排除せよ」と世論を扇動する動画配信者《ミスターK》によってアンチコメントが増殖し、いよいよ追い込まれた【マルス】は当面の活動を休止することに…。なんとか【マルス】の信用を取り戻すため独断で動く二瓶久高(井上祐貴)と桐山球児(泉澤祐希)だったが、その渦中、ホストの雅(上田竜也)ともみ合った球児が非常階段から転落し、命を落としてしまう!

 球児の死から1カ月――逢沢渾一(板垣李光人)らは学校から無期限の活動休止を言い渡され、ゼロは姿を消していた。貴城香恋(吉川愛)や桜庭杏花(横田真悠)、呉井賢成(山時聡真)らメンバーは学校内で会っても、互いに目も合わそうとせず、【マルス】は空中分解したまま…。

 そんなある日、突然ゼロが姿を現す。「僕をこの腐った世界から救ってくれるんじゃなかったんですか!僕との約束も、球児くんのことも、マルスのことも全部投げ出して、あんまりだ!」。涙を浮かべながら責め立てる渾一に「俺は投げ出しちゃいない」と答えるゼロ。そしてこう宣言する――「第二章の始まりだ」。

 その頃、大手流通産業・エンダーグループとの業務提携を開始したクロッキー社は、ビッグプロジェクトをいよいよ始動。SNSのクロッキーの登録者数はみるみるうちに増え、いずれは政府と連携して運転免許証や保険証も紐付けられ、身分証として使えるようになるほど、日本を席巻していた。しかしエンダーグループの西城澪子(原田美枝子)は、國見と中国企業のよからぬ関係を指摘。即刻手を切るよう忠告し…?

 ゼロの帰還によって、香恋を除いた【マルス】が再結集。ある人物から在りし日の球児が遺した言葉を聞いたメンバーは、それぞれの思いを胸に再び立ち上がる!
 一方、【マルス】を陥れ、崩壊へと導いた香恋を呼び出し、ゼロはある事実を告げる。