Storyストーリー

2020年9月18日(金)よる11:15~

最終回

 ついに娘の円(草村礼子)と会うことができた三平三平(博多華丸)だったが、とうとう父親だと名乗ることはできなかった。さらに1945年に戻った自分が、戦死してしまうことを知り、なんとも言えない気持ちに…。
 その頃、瀬名悟(佐藤龍我)はようやく財前康隆(林蓮音)から飛び降りの真実を聞き出すことに成功。どうやら財前は飛ばしていたドローンで“見てはいけない何か”を撮影してしまい、それが原因で何者かに襲われたようだった。さらに、秘密基地の山田明彦(藤井直樹)たちの部屋には山田ゲルハルト節子(長谷川京子)の秘書・柚木原健太(西村元貴)が侵入。明彦と和彦(金指一世)が富室高校に送りつけた爆破予告文の原本を見つけ出してしまう!

 その夜、秘密基地に戻ってきた三平は、明彦に「タイムマシンを完成させて、俺を1945年に帰してくれないか」と頼む。和彦は「帰らないで」と詰め寄るが、三平にはぜんそくを患う娘の円のために、薬を持って帰ってやりたいという強い意思が…。三平の思いを理解した和彦は「みんなに黙って帰るのは絶対なしだからね」と約束をさせる。

 やがて柚木原の大きな裏切りに気づいた節子。しかし時はすでに遅く、節子は会社も夢もすべてを失い、富室町は東京の開発業者の手に渡ってしまうことに! 同じ頃、財前の告白により「白い手袋」の人物が事件の鍵を握っていることが分かる。柚木原が何をたくらみ、この町をどうしようとしているのかを知ろうと動き始める風間竜二(岩﨑大昇)、柴山道史(那須雄登)、春日篤(浮所飛貴)たち。その会話の中で、花火大会に使おうとしていた花火が会社の倉庫に保管してあることを知った6人は、その火薬と雷を利用して三平を1945年に戻そうと…?

 そしてついに三平と別れのときがやってくる…。そこで初めて三平が戻ったら戦死してしまうことを知った悟は、「行かないでくれ」と懇願! そんな悟に三平はこれまで語ってこなかったある言葉を語り始める。