Storyストーリー

2020年8月21日(金)よる11:15~

第4話

 富室町の花火大会が突然中止になっていしまい、その日に三平三平(博多華丸)を娘と再会させようと準備していた風間竜二(岩﨑大昇)たちはがく然とする。生きていれば80歳になっているという三平の娘。山田和彦(金指一世)は「僕たちで娘さんを探そう」と提案し、町中のお年寄りに声をかけてみることを考えるが…?
 その頃、春日篤(浮所飛貴)が1人暮らしするアパートには、クラスメートの山名彩香(松風理咲)が押しかけていた。篤に一方的に思いを寄せ、鍵の隠し場所を割り出して勝手に掃除・洗濯をしていた彩香。迷惑がる篤だったが、彩香が作ってきた唐揚げの味が、亡くなった母親のものと似ていることに気づき、ふと笑顔を見せる。
 そこに現れた篤の父・兼太郎(湯江タケユキ)。運送会社を営む兼太郎は、急に長距離の仕事が入ったため、妊娠中のマリア(筧美和子)が産気づいたときはそばにいてあげてほしい、と篤に頼む。「家族でもない人の面倒押し付けるな」「母さんを裏切って俺を見捨てたくせに」――そう言い残し、篤は兼太郎の前から走り去ってしまう!
 そうは言ったものの、兼太郎とマリアのことが気になる篤は、三平の「家族とは、離れていても片時も忘れることはない“厄介なもの”」という言葉を聞き…。

 一方、退院した財前康隆(林蓮音)の動画の不自然さを兄の優(望月歩)から指摘された瀬名悟(佐藤龍我)。車椅子に乗り慣れていないはずの財前が手慣れた様子でエレベーターから降りてきたことから、悟と柴山道史(那須雄登)は「財前は端から怪我なんかしていなかったのではないか」と疑い始める。さっそく財前の家の前で様子をうかがっていた2人は、デリバリーサービスの配達員がやってきたのを見て、一緒に中に入ろうとし、衝撃の光景を目にする!