火曜日

羽鳥慎一がニュースな現場へ!みんなの疑問を解決

2019.06.25放送

人手不足解消! 海外でも活躍! 驚きの運搬ロボット

人に追従する運搬ロボット

株式会社Doog(ドーグ)
本社住所/茨城県つくば市吾妻3丁目18-4
TEL(本社)/029-869-9897
FAX (本社)/029-856-9085
お問い合わせ時間/9:30~17:30
定休日/土・日・祝日

◆運搬ロボットをレンタルしている会社
オリックス・レンテック株式会社
住所/東京都品川区北品川5丁目5-15 大崎ブライトコア
TEL/0120-97-4824(IP電話専用:03-3473-8437)
FAX/03-3473-7593
お問い合わせ時間/9:00~17:00
定休日/土・日・祝日
「THOUZER(サウザー)」
レンタル料金:月額129,600円×6か月(税込み)
※運送料は別途必要
※1か月、3か月のレンタルも可能ですが、月額レンタル料が6か月レンタル時の金額と 異なりますので、別途お問い合わせください。
先日行われたG20の関係閣僚会合。そのパーティーで飲み物を運び、世界各国の大臣をおもてなししたのは、なんとロボットでした。この運搬ロボット、前にいる人を認識し、追従するように動くことから、さまざまな現場での人手不足解消に役立つと注目を集めています。開発した大島章さん(34)に羽鳥慎一キャスターがお話を伺いました。

追従の仕組みは、荷台の下についたレーザーセンサーが人を認識し、対象になった人を追い続けるというものです。時速7.5キロまで対応し、「小走りくらいなら」OK。また、「センサーは周りの270度を見ていますので、横に行ったときも見逃しません」。

対象となる人とそうでない人が一緒に歩いていても間違えません。対象者が急に右折や左折をしても、ぴったりとついていきます。
レーザーセンサーで認識していないものは、避けながら走行できるのです。

連なって動く運搬ロボット

連なって走ることも可能で、たくさんの荷物を一度に運ぶことができます。「製造工場や物流倉庫などで使えば(作業)効率が上げられる」と大島さんはいいます。実際に、あるステーキレストランでは運搬ロボットを試験的に運用しており、配膳だけでなく、食器を下げる際にも活用しています。

80cmの幅を通れ!

筑波大学でロボットの勉強をしていた大島さん。研究の一環で訪問した工場で見たのは、「まだまだ人が(荷物を)運んでいる現場」でした。人のかわりに重い荷物を運べるロボットを作れば、人手不足の解消になる。開発のきっかけです。

工場の人たちに話を聞いてわかったのは、工場や倉庫では労働安全衛生規則で、通路の幅を80cm以上確保するという決まりがあるということでした。つまり、「80cmの幅を通れるということが、運搬ロボットの一つの目安」。

しかし、開発当初は、80cm幅の通路を曲がることができませんでした。狭い通路の壁が障害物として判断され、タイヤの前輪が制御されてしまうのです。そこで、コンピューターのプログラムを一から見直し、狭い曲がり角でも通れるように改良していきました。

そして、3年かけて完成させた開発したロボット。国内の工場などでおよそ300台が稼働するだけでなく、シンガポールの空港でも食事の運搬に活用されています。

アトラクションにも使われるアイデア

大島さんはさらに現場に役立ってほしいと、無人走行ができる運搬ロボットも作りました。通路となるレーンに反射テープを貼り、それをセンサーが読み取ることで走行します。

反射テープを使い、「人が乗れる自動走行カートにも取り組んでいます」。富士急ハイランドでは、お化け屋敷の中をこのカートに乗って移動。レールだど内部の演出を変えると、それに合わせた大掛かりな工事も必要ですが、この自動走行のカートなら「(テープを貼るだけで)動きを比較的容易に変更することができる」と導入のメリットを話します。

困難は必要な準備で乗り越える

今後は、病院などへの導入を目指しているという大島さんに最後に聞きました。
「人生で成功するために必要なことは何だと思いますか」

大島さんは、「困難に立ち向かうということ」だといいます。新しいものを作るとさまざまなこともいわれるといいます。しかし、「それに対して、必要なものを準備して取り組む」ことで成し遂げられることがあるのだと話してくださいました。