水曜日

伝統守り、次の世代へ引き継ぐべく奮闘する輝く女性に密着。 斎藤ちはるアナが体当たりレポートで紹介、応援します。

2019.04.17放送

新潟で86年続く「竹徳かまぼこ」・4代目 竹中則子さん

新潟のブランド食材を使った絶品名物

竹徳かまぼこ
住所/新潟県新潟市中央区東堀前通11-1775
TEL/025-222-0223
FAX/025-222-2562
営業時間/11:00~17:00
定休日/日・祭日・市場休み
詳しくはHPのカレンダーを参照ください
「南蛮海老しんじょう」 346円(税込み)
斎藤ちはるアナウンサーが、伝統や文化を受け継ぎ生き生きと輝く女性から、人生を素敵に過ごす秘訣などを伺う「次ぐ女神」。今回の女神は、新潟県新潟市で86年続く「竹徳かまぼこ」4代目・竹中則子さんです。

手作業で1日2,000個製造

「竹徳かまぼこ」の名物が「南蛮海老しんじょう」。白身魚のすり身に山芋を混ぜ蒸して作るしんじょうを、地元で獲れるブランド海老「南蛮海老」でアレンジした、則子さんのアイデア商品です。

南蛮海老しんじょうを製造する作業工程を見せていただきました。1万匹以上の海老の頭と尻尾を手作業で剥きます。胴体の殻は残したまますり身にし、山芋や白身魚のイトヨリダイのすり身と混ぜたあと、丁寧に巾着の形にしていきます。これを1日に2,000個つくり1時間蒸します。最後に素揚げ。このひと手間が海老の味を引き立てます。

廃業の危機を乗り越える

日本橋三越本店
住所/東京都中央区日本橋室町1-4-1 地下1階食品フロア 和惣菜
営業時間/10:00~19:00
「煮玉子しんじょう」 368円(税込み)
昭和30年ころに、「竹徳かまぼこ」初代が真空に近い状態でかまぼこを製造する画期的な方法を考案。その技術を無償で開放。飛躍的に賞味期限を延ばすことに成功し、スーパーなどで大量に扱われるようになりました。初代は新潟県の高額所得者にも名前が載るほど、売上をのばしました。

24歳で結婚し、老舗にお嫁に来ることになった則子さん。当時、お店は料亭や問屋さんへの卸売りが専門で、京都や大阪からも注文が殺到していたといいます。お店の売り上げは5億円。大忙しの毎日でした。

しかし90年代に入るとかまぼこ離れが進み、売り上げは10分の1以下に。廃業寸前に…追い打ちをかけるようにご主人が心労で倒れ他界してしまいます。

スーパーなどに営業するも、求められているのは手作りの品質よりもいかに安く作れるか。手間暇かけて作る昔からのやり方は捨てられず、卸売りがダメなら店を構えて自ら売ることにしました。看板となるヒット商品をめざして試行錯誤を重ね、地元で獲れる南蛮海老を使ったしんじょうを思いつきました。
手作りにこだわることでスーパーの商品とは差別化。イトヨリダイのすり身に薄く塩味をつけた半熟玉子が入った「煮玉子しんじょう」など、次々とヒット商品を生み続け、今では東京日本橋三越にもお店を構えています。

チャレンジし続ける則子さん

どん底を知る則子さんは「絶対に足を止めてはいけない」と、毎日息子さんたちに新商品のアイデアを語り続けているそうです。75歳にして、まだまだ走り続ける則子さんです。