月曜日

石原良純が人生を豊かにする趣味・生きがいを提案

2019.02.18放送

松坂屋で日本初職業!昭和レトロ散歩「上野」編

東京の北の玄関口・上野駅からスタート

今回石原良純さんが歩くのは東京・上野。庶民文化研究家で“昭和散歩の達人”町田忍さん(68)とともに巡ります。

スタートは、東京の北の玄関口・上野駅。昭和30年代には中学や高校を卒業したばかりの集団就職の若者たちが、期待と不安を胸にこの駅に降り立ちました。そして、もう一つの集団も。時を同じくして訪れた、スキーブームの客たちです。それまで学生や山男のものだったスキーがサラリーマンやOLにまで広がり、スキー列車も登場。駅は大変な賑わいを見せていました。

昭和レトロなオモチャの宝庫

玩具問屋 上野屋
住所/東京都台東区上野 6-3-9 上野屋ビル
TEL/03-3831-0631
営業時間/10:00~19:30
定休日/水曜日
「銀玉鉄砲セット」380円(税込み)
「億万長者 銀行あそび」1296円(税込み)
「世界の名車 スーパーカーゲーム」540円(税込み)
そんな上野駅から歩いてすぐの場所にあるのが「アメ横」です。戦後のヤミ市から発展したこの商店街のおなじみの風景といえば、正月用品を買い求める人々の姿。年の瀬の風景は昭和の頃と変わりません。

アメ横商店街の一角で見つけたのは、昭和25年創業の玩具問屋「上野屋」。駄菓子の問屋さんとしてスタートしましたが、銀玉鉄砲の玉や銀行遊びのできるお札セットなど昭和の懐かしいオモチャが今も売られているんです。良純さんが手に取ったのはスーパーカーの双六。スーパーカーは昭和50年代の前半に大流行し、各地で開催されたショーにはカメラを手にした子どもたちが大勢押し寄せました。

当時を忍ぶこの双六は、実は「先代の仕入ミスで山ほど残っている」のだとか。今なら20セットもあるそうですよ。

コリアンタウンに残る昭和の佇まい

第一物産 上野本店
住所/東京都台東区東上野2-15-5
TEL/03-3831-1323
営業時間/8:00~20:00(土日祝~19:00)
定休日/元旦以外年中無休
「オリーブキムチ」100グラム 400円(税込み)
※会社HP内に、第一物産オンラインショップがありますので、ご確認ください
続いて訪れたのは、戦後間もない頃に誕生し東京最古といわれる小さなコリアンタウン、通称「キムチ横丁」。韓国食材を扱うお店や焼き肉店が15軒ほど集まっています。

昭和35年に創業したキムチ店に立ち寄った良純さんたちに昭和の面影を残す場所があると教えてくれたのは、3代目の姜恵蘭さん(44)。そこは子どもたちが鬼ごっこをしていたという狭い路地裏です。軒を並べるように密集するこの一角は、まだまだ昭和が息づいていると感じさせる光景です。

日本初のエレベーターガールが誕生した松阪屋上野店

松坂屋上野店
住所/東京都台東区上野3丁目29番5号
TEL/03-3832-1111
営業時間/10:00~20:00
定休日/元日
さらに二人は今年で創業250年の松坂屋上野店へ。こちらでは90年前に登場したある設備が、今も現役で使われているのです。それはエレベーター。まるで文化遺産のような佇まいで、使われている数字や文字に懐かしさが漂います。

そして、このエレベーターと関わり深い日本初が「エレベーターガール」です。元々エレベーターの運転は男性の職業でしたが、女性でも簡単に扉を開閉できる自動式を松坂屋が導入したため、日本初のエレベーターガールが誕生。当時の女性たちにとって憧れの職業だったに違いありません。

もう一つの日本初「お子様ランチ」

松坂屋上野店
お好みダイニング カトレヤ(本館7階)
営業時間/11:00~20:00(ラストオーダー19:30)
「お子様ランチ」 980円(税込)
※画像は当時のお子様ランチを再現したものです
上野の松坂屋には、もう一つ日本初があります。「お子様ランチ」です。案内してくれた松坂屋の佐藤輝光さんによれば、「昭和6年に松坂屋が初めて“お子様ランチ”と名付けて販売した」のだそうです。「お子様ランチ」発祥の場所が、ここ松坂屋だったのです。

グリーンピースを乗せた白いご飯に、クリームコロッケとオムレツが添えられていた当時とは少し変わりましたが、現在も7階のレストランではお子様ランチが提供されています。