金曜日

島谷ひとみが都内の“ご当地スポット”を訪ね「お国自慢」を紹介

2018.12.21放送

県民熱中!和歌山発祥の珍スポーツ“バスピン”とは?

和歌山生まれのスポーツ「バスピン」

◇バスケットピンポン
問い合わせ先
日本バスケットピンポン株式会社
住所/和歌山県和歌山市山口西 415-1
TEL/073-461-6511
47都道府県の魅力を島谷ひとみさんが再発見する「ワンダふるさと」。今回注目したのは、みかんの収穫量日本一を誇る和歌山県。今が旬の有田みかんは甘さ抜群ですよ。

そんな和歌山のユニークな話題、一つ目は和歌山城の城下町として栄えた和歌山市から。この地で誕生したスポーツが、その名も「バスピン」。一体、どんな競技?

体験したのは山本雪乃アナウンサー。目の前にあるのはちょっと小さめの卓球台ですが、バスケットゴールのような穴が空いています。おわかりですね? このスポーツ、正式名を「バスケットピンポン」といいます。ルールは卓球とは異なり、最初のサーブは手で投げて、ラリーで球が相手の穴に入れば2点ゲット。和歌山市では大人気で、大規模な大会が開催されたり、専用の台を持つ家庭まであるんです。

バスピンが誕生したのは日本が高度経済成長期の只中にあった昭和41年。その頃の社会問題となっていたのが「鍵っ子」でした。そこで当時和歌山県の教育委員会に勤めていた北原雄一さんが、親子のコミュニケーション不足を解消したいと考案したのが、このバスピン。家の中で遊べるようにと卓球台を小さくし、より白熱させるためにバスケットボールの要素も取り入れたそう。

現在は北原さんの義理の息子・友也さんが日本バスケットピンポン株式会社の代表となって、人気スポーツを支えています。

レジ袋必須!県民が大好きな風習とは

続いてのお国自慢は、県民が大好きな「風習」について。それは行事の“シメ”に行うそうですが・・・・・・。

訪ねたのは、かつらぎ町の農林大学校。文化祭のこの日は大勢の方で賑わっていましたが、終盤が近づくと、なぜかレジ袋を持って人々が集まりだしたのです。そして始まったのが「餅まき」。シメの風習とは、餅まきのことでした。レジ袋を広げて、たくさんもらおうとみな一生懸命。中にはお手製の餅拾いエプロンを身に着け参加するツワモノも。

和歌山で餅まきが好まれる理由を、「高野山とか熊野三山とか、昔から神様仏様に近いところにあるから」と話してくれたのは県庁の林清仁さん。信仰心があつく、神事を大事にする県民性だといいます。なんと年間1000件も行われており、その情報を公開すべく林さんは個人で「餅まきカレンダー」まで作っていました。

餅まき好きな方は必見ですね。

無茶苦茶にするのが秘訣の謎グルメ

◇元祖せち焼き やました
住所/和歌山県御坊(ごぼう)市湯川町財部(たから)49-12
TEL/0738-22-3227
営業時間/11:00~15:00(ただし、売切れ次第閉店)
定休日/火曜日・水曜日
「ミックスせち(イカ、豚、牛)」800円(税込み)
※マヨネーズ付き 20円増し
最後はグルメの話題。紀州鉄道がシンボルという御坊市のご当地グルメが、「せち焼き」です。おいしくするために「無茶苦茶にする」という、不思議な料理の正体は?

お店で出てきたのは焼きそばです。おいしそうではありますが、とっても普通。するとご店主が「では、せちがわせていただきます」。焼きそばに生卵を入れて、勢いよく混ぜていくではないですか。実は「せちがう」とは、この辺りの方言で「無茶苦茶にする」という意味があるんだそうです。

このユニークなグルメが生まれたのは、昭和30年頃。腹ペコの学生が一刻も早くなにか食べたいと、「焼きそばを卵でせちごうてよ」とリクエストしたの、きっかけだとか。

もともとお好み焼き店だったというこちらも今ではせち焼き専門店になるなど、地元には欠かせない大人気メニュー。スタジオでも「おいしい」と大好評でしたよ。

協力:NIPPON QUEST