木曜日

玉川徹が“ニュースに潜む疑問”を独自に追及

2018.05.31放送

そもそも 中年ひきこもりの実態とは?

社会復帰できた男性たちが語る「自分がひきこもりだった日々」

ひきこもり等の問題を抱えた人の自立・就労支援団体「あけぼのばし自立研修センター」
住所/東京都新宿区住吉町1-16 ISEビル5F
TEL/0120-35-3939
2016年の内閣府調査によれば、「ひきこもりの状態にある」と認定された人は全国におよそ54万1000人もいるそうです。しかしこれは「15~39歳」を対象としたもので、40代以上の実態は未調査なのだといいます。玉川徹さんは今回、ひきこもりの「高年齢化」「長期化」が進んでいるという話を踏まえ、「以前にひきこもり状態にあった」という40代と30代の男性2名にお話を伺いました。

最初に訪ねたのは、現在は東京・新宿区内でそば店の店長をしている44歳の男性です。「失業をきっかけに、40歳からひきこもり状態になってしまった」というその方は、「あけぼのばし自立研修センター」という団体の支援を受けて社会復帰を果たせたといいます。男性の母(73)は「金銭面も含めて甘やかしたことが悪かったのではないか」と語っておられましたが、内閣府の調査でも「親の過保護はひきこもりの要因になりうる」との結果が出ているそうです。

続いて訪ねたのは、「イジメが原因で高校を中退し、18年間ひきこもっていた」という33歳の男性。内閣府調査によると、「不登校からひきこもり状態に入るケースも多い」といいます。「どうすればいいのか自分では解決法がわからなかった」というこの男性も、「あけぼのばし自立研修センター」のサポートで社会復帰が果たせたそうです。

「あけぼのばし自立研修センター」では、「現代社会の現実を、ひとつずつ噛み砕いて説明する」というところから支援を始めるといいます。「一般常識的な事柄を全く分かっておらず、それが原因で家族関係がこじれるケースもある」のだとか。ひきこもる人はプライドが高い場合が多く、自分から「どうすればいいのか教えて欲しい」とは言えなかったりするといいます。そのため、「あけぼのばし自立研修センター」のような存在が「外部から介入する」というやり方が必要となるのだそうです。