ストーリー

12月16日(日)放送

#44「見つけた真実」

 魁利(伊藤あさひ)たちルパンレンジャーは、ノエル(元木聖也)が人間ではないと知り、疑念を抱く。そんな魁利たちに、ノエルは真実を語り始める。ノエルは異世界からやってきた人たちの子孫だった。今から約千年前、ノエルたちの祖先が暮らす世界に、ギャングラーが出現。生き残った人たちがこの世界に逃げ込み、コレクションとともに人間の社会に散らばっていった。ノエル、コグレ(温水洋一)らルパン家に仕える人たちはみな、その血を引いているのだという。そしてコレクションを全て揃えてノエルが取り戻したい人は、命の恩人であるアルセーヌ・ルパンだった。

 一方、国際特別警察はノエルがギャングラーのスパイだという疑惑を深める。しかし、ノエルを信じたい咲也(横山涼)とつかさ(奥山かずさ)は、情報漏洩について再度考えてみる。すると日本支部ではなくフランス本部から情報が漏れていたことがわかる。また、ノエルを追う悟(秦野浩孝)と行動をともにしていた圭一郎(結木滉星)は、悟に違和感を覚える。かつての悟なら、ノエルに話を聞きもせず、スパイだと決め付けるようなことはしなかったはずだ。実は、悟の正体は、化けの皮を被ったギャングラー怪人ナリズマ・シボンズだった。悟の姿の悪用に怒ったパトレンジャーはナリズマを撃破。ノエルの疑いもはれ、魁利たち4人はコレクションを集める決意を新たにしたのだった。