ストーリー

9月30日(日)放送

#34「伝説の銃」

 秘密の隠れ家にあるという、アルセーヌ・ルパンお気に入りのコレクション“ルパンマグナム”の隠し場所を突き止めたノエル(元木聖也)。しかし、隠れ家に仕掛けられた罠にやられてしまった。グッティから話を聞いた魁利(伊藤あさひ)たちは、罠を避けながらノエルの元に向かう。ついにルパンマグナムと、その近くに倒れているノエルを発見。

 魁利は、壁面に刻印されていた文字を思い出す。文字をつなげると、フランス語で「足枷を外せ」という意味になった。その瞬間、ルパンマグナムが輝き、3人は光に包まれる。目を開けると、魁利の前には兄・勝利(柴浩二)が。そして透真(濱正悟)の前には婚約者の彩(柚木渚)、初美花(工藤遥)の前には親友の詩穂(小松もか)が現れる。幻だと気付いた3人は、空間に銃を放つが幻影は消えない。「足枷を外せ」という言葉は、大事な人を撃たなければならないという意味だったのだ。しかし、透真と初美花は幻とはわかっていても大事な人を撃つことはできなかった。そんな中、魁利は快盗としての覚悟を見せ、自分のやり方で兄を取り戻すと決意し、兄を撃つ。すると幻影は消え、元の世界に戻った魁利はルパンマグナムを手にする。アルセーヌの罠は、快盗としての覚悟を試すものだったのだ。

 そこに、ルパンマグナムを狙うガンマニアのギャングラー怪人ケルベーロ・ガンガンが現れる。魁利はルパンマグナムで応戦し、ケルベーロを撃破。アルセーヌに認められた魁利は、強力なコレクションを手に入れたのだった。