ストーリー

4月29日(日)放送

#12「魔法の腕輪」

 爆弾をバラまくギャングラー怪人、ジェンコ・コパミーノが学生街に出現。ルパンレンジャーは、加速する腕輪型のコレクションを悪用して逃げ回るジェンコを捕えるが、コレクションの回収に失敗。コレクションは大会を控えた陸上部の中学生・勇気(小田陽翔)の手に渡ってしまう。透真(濱正悟)は勇気からコレクションをとり戻そうとするが、勇気は腕輪を隠し、怖くなって捨てたとウソをつく。勇気は、腕輪型のコレクションのことを、絵本「ヒナーノの谷のセイン」に出てきた魔法の腕輪だと信じていた。車椅子の中学生・晴香(河西結心)を励ますため、魔法の腕輪の力を借りてでも大会で1位になりたかったのだ。その絵本が好きだった婚約者・彩(柚木渚)のことを思い出した透真は、コレクションの奪還を一人で買って出る。

 透真は、勇気にコレクションを奪うという予告状を出すことで隠し場所を探り出す。ルパンレンジャーがコレクションを奪還しようとしたところにジェンコが乱入。そこに駆けつけてきたパトレンジャーがジェンコを撃破する。

 透真は勇気にコレクションを託し、自分は速いと信じることが大切だと教え、大会へと送り出す。コレクションを身に着けた勇気は1位になるが、魔法の力で勝ったことを恥じ、コレクションを透真に返却。しかし、実はコレクションは透真がすり替えた偽物で、勇気は実力で勝利していた。透真は、勇気に自分を信じる勇気を教えたのだった。