【第6回】SDGs気候変動リスクへの挑戦!DXから未来をつくる

開催日時
2021年10月24日(日)13:30~15:30

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2021年10月31日(日)14:30~15:00 に放送されました。

 

気候変動による異常気象で地球規模の自然災害が発生、市民生活や企業活動へのリスクが拡大しています。
8月にIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が温暖化の加速を報告、その最新データで、温暖化リスクをシミュレーションします。
そして、そのリスクをどう克服するかー。
自然災害の被害をいち早く予測するシステムを構築し、市民の安全につなげる開発を行う企業、また持続可能な循環型の社会をつくる最前線の取り組みを紹介、課題解決のヒントを学びます。

<登壇者>

国立環境研究所・地球システム領域 江守正多副領域長 IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第5次および第6次評価報告書 主執筆者。
今年8月の最新の第6次報告書では、温暖化が人間の活動の影響であることは「疑う余地がない」と結論づけた。
報告書では、今後20年の間に気温上昇が1.5度に達する可能性が50%以上とし、「日本が含まれる東アジアでは、猛暑と大雨が今後も増える。温暖化を食い止めるためには、世界的な「脱炭素」意識の共有化、社会の大転換が必要であり、我々の常識の変化が、未来を生きる人たちへの配慮にもつながる」と話す。
1997年に東京大学大学院 総合文化研究科で博士号。国立環境研究所に勤務。
2021年より地球システム領域 副領域長。専門は気候科学。著書に「異常気象と人類の選択」など。
三井住友海上火災保険 舩曵真一郎社長  「気候変動リスクへの対応は我々にとって一丁目一番地のテーマ」とし、産官学連携した、台風や豪雨などの自然災害による被害をいち早く予測し対応するシステムの構築など、DXを活用し、気候変動の緩和と適応の両面から、様々な課題解決を強力に推し進めている。
また、「気候変動対策チーム」を新設し、”脱炭素化”に向けた商品やサービスの開発、資産運用などに取り組むとともに、持続可能な社会実現を目指してイノベーションを絶え間なく産み出せるよう社員の意識改革を率先して行っている。
1983年神戸大学経営学部卒、住友海上火災保険入社。営業、営業企画、商品開発、経営企画に携わってきた。
2012年経営企画部長、13年執行役員、18年からグループCDO(デジタライゼーション推進)に。21年4月より現職
早稲田大学ビジネススクール 入山章栄教授 世界の動向、時代を先取りする企業の取り組みを分析。企業、自治体にも提言を行っている。
気候変動や貧困問題などSDGsの課題解決のためには、長期的な視点が必要。
”コスト”ではなく”投資”と捉え、新しい価値やイノベーションを生み出していく・・ 
環境が棄損されれば、社会や経済は成り立たず、環境や社会を長期的に維持し、その上で持続的に成長させることが重要だと指摘する。
著書に「世界標準の経営理論」など。
慶応義塾大学経済学部卒。三菱総合研究所を経て、2008年米ピッツバーグ大学経営大学院でPh.D取得。
2019年から現職。
【司会】 武内絵美アナウンサー

【SDGs 気候変動リスクへの挑戦!DXから未来をつくる】
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