【第4回】バーチャル修学旅行で歴史を学ぼう 坂本龍馬が駆け抜けた青春 「志」をもって「事を成す」 高知・長崎・北海道

開催日時
2021年3月21日(日)13:00~14:30

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新型コロナウイルスの感染が広がり1年になろうとしています。その間、修学旅行の中止が相次ぎ、中高生の校外での学習の機会が失われています。
テレビ朝日ライブシンポジウムプロジェクトでは、「バーチャル修学旅行」を企画し、10月24日に広島、長崎、沖縄編を生配信いたしました。25校700名の中高生に参加いただき、各メディアでも取り上げられました。

いまだ先行きが見えないこの時代をどう生きていくか。中高生のみならず、大人にとっても重要な課題です。
同じように先行きが見えなかった幕末期、のちの明治維新につながる活動で「事を成した」坂本龍馬。その二大功績とも言える「薩長同盟」と「大政奉還」を通じて、仇敵同士であった薩摩と長州を同盟させ、その薩長と徳川を結び付けようとします。血を流すのではなく、「和解」を通じて新たな時代を作ろうとした龍馬の精神は、「分断の時代」と言われる現代を生きる私たちにとっても大きなヒントになるはずです。
故郷高知での少年時代、青年期に活躍した長崎において龍馬はどう「志」を立て、「事を成す」に至ったのか。また、龍馬は新たな時代を見ることなく凶刃に倒れますが、その「志」は北海道で脈々と生きています。本企画では、龍馬の足跡を追体験できる映像など通じて、その「志」と行動を学びます。

メインパネリストには、元阪神タイガース藤川球児さん。高知県出身で、昨年「龍馬賞」も受賞され、坂本龍馬への思い入れも深く、自らの生き方も含めて、中高生に貴重なメッセージを送っていただきます。
さらには特別ゲストとして、坂本龍馬のご子孫である郷士坂本家十代目当主 坂本匡弘(まさひろ)さん、ご意見番として高知県立坂本龍馬記念館チーフ(学芸担当)三浦夏樹氏をお招きして龍馬の知られざる話、歴史の解説をしていただきます。

メインパネリスト:藤川球児 高知市生まれ 
元阪神タイガース投手 「火の玉ストレート」と称され、最優秀中継ぎ投手、最多セーブ投手などのタイトルを獲得。現阪神球団スペシャルアシスタント。2020年龍馬賞 受賞。

<コメント>
坂本龍馬は生まれ育った場所が近いこともあり、非常に身近な存在。自由な発想で様々なことを成し遂げてきた人。自分もプロ野球を引退後、色々なことに挑戦していきたいと思っている。この企画で私も龍馬の知識や生き方を知り、中高生と共に学びたいと思っている。

特別ゲスト:坂本匡弘 郷士坂本家十代目当主

<コメント>
坂本龍馬は志高く土佐藩を脱藩いたしました。
その後、薩長同盟締結から大政奉還へと導きました。
最終的には北海道開拓を行おうと計画しておりましたが志半ば暗殺されてしまいます。その遺志を継いだ坂本家は一族を連れて北海道の開拓を行っていきます。
今回のバーチャル修学旅行では高知から脱藩、そして志を継いだ坂本家について理解を深めていただければ幸いです。
ご意見番:三浦夏樹 高知県立坂本龍馬記念館チーフ(学芸担当)

<コメント>
坂本龍馬という人は、日本を新しい近代国家へ生まれ変わらせるきっかけを作った人で、偉大な人物といえます。どの分野でも偉大な人の考え方には共通点があり、藤川さんと龍馬にも多くの共通点があります。学生の皆さんが、二人から生き方のヒントを見つけられるよう、手助けができれば幸いです。
案内人:林 美沙希 テレビ朝日アナウンサー