高齢者福祉

佳山明生さん 高齢者施設で歌謡ショー

「氷雨」から「みだれ髪」まで  昭和の名曲に笑顔咲く

佳山明生さん 高齢者施設で歌謡ショー

歌手の佳山明生さんが2026年7月13日、神奈川県横浜市の特別養護老人ホーム「わかたけ富岡」を訪れ、歌謡ショーを開催しました。最高齢104歳の入所者をはじめ約70人が参加し、昭和の名曲の数々に耳を傾けました。

佳山明生さん 高齢者施設で歌謡ショー

佳山明生さんは、昭和を代表する作曲家・古賀政男氏の門下生で、1977年発表のデビュー曲「氷雨」を大ヒットさせた歌手です。芸名の名付け親が美輪明宏さんというエピソードもあります。

この日、佳山さんと共にステージに立った斉藤功さんは、美空ひばりさんの「みだれ髪」(1987)や瀬川瑛子さんの「命くれない」(1986)など、数々の大ヒット曲でギターを奏でてきた伝説のギタリストです。

昭和の音楽界を彩ってきた2人が登場すると、この日を心待ちにしていた参加者から、大きな拍手が送られました。

佳山明生さん 高齢者施設で歌謡ショー

歌手:佳山明生 ギタリスト:斉藤功

佳山さんが1曲目に披露したのは、代表曲「氷雨」。会場では、早くも歌に合わせて口ずさむ人の姿が見られました。

続いて、昭和のスターたちの名曲を次々と歌いました。

石原裕次郎さんの「北の旅人」(1987)や「夜霧よ今夜も有難う」(1967)が紹介されると、「裕次郎世代」である参加者たちから「うおー」と歓声が上がりました。

佳山明生さん 高齢者施設で歌謡ショー

さらに美空ひばりさんの楽曲から、「愛燦燦」(1986)、「川の流れのように」(1989)、「みだれ髪」の3曲を披露。

「川の流れのように」では、「みんなで一緒に歌いたい」と、佳山さん自らコピーして持参した手作りの歌詞カードが参加者に配られ、会場全体が一体となった大合唱が響き渡りました。

また「みだれ髪」は、曲の後半を斉藤さんのギターだけで披露。かつてひばりさんの真横でギターを弾いていた斉藤さんだからこそ紡ぎ出せる哀愁に満ちた音色は、一瞬にして会場の空気を変え、参加者はその一音一音にうっとりと聴き入っていました。

佳山明生さん 高齢者施設で歌謡ショー

佳山さんはデビュー当時にひばりさんと同じレコード会社に所属していた縁にも触れ、「多くの歌手はレコーディングの時に何度も歌い直しますが、ひばりさんはわずか2回で済ませていた」と、当時のエピソードを紹介しました。

佳山明生さん 高齢者施設で歌謡ショー

アンコールを含め、全11曲を熱唱した佳山さん。ユーモアたっぷりのトークを繰り広げた一方、客席を回って一人ひとりと優しく握手を交わすなど、心温まる交流も見せました。

参加者にとって、笑顔と感動に満ちた忘れられないひとときとなりました。

佳山明生さん 高齢者施設で歌謡ショー
佳山明生さん 高齢者施設で歌謡ショー

【参加者の声】

  • 「知っている曲ばかりで、一緒に歌うこともできて楽しかったです」
  • 「プロが弾くギターの音色を初めて生で聴きましたが、素晴らしかったです」
日程

2026年7月13日(月)

場所

特別養護老人ホーム「わかたけ富岡」(神奈川県横浜市)

ゲスト

佳山明生(歌手)、斉藤功(ギタリスト)