障がい者福祉
第40周年記念 全日本視覚障害者柔道大会
第40周年記念 全日本視覚障害者柔道大会
組んで始める力強い攻防!
11月30日(日)、東京・講道館で「第40周年記念 全日本視覚障害者柔道大会」が開催されました。全国から集まった31名の選手たちの技と精神力が、観客のみなさんを大いに魅了していました。
視覚障害者柔道(ブラインド柔道)は、常に組み合った状態で技をかけあいます。相手の動きや呼吸を感じ取り、一瞬の隙を見逃さずに技を仕掛け、そのスピード感や迫力は圧巻です!
【第一部】の「視覚障害者柔道大会」70kg以下級では、パリパラリンピック(2024)の73kg級で金メダルに輝いた瀬戸 勇次郎選手が見事優勝しました。
男子70㎏以下級
櫻井 哲也(左) - 瀬戸 勇次郎(右)
(c)日本視覚障害者柔道連盟
男子70㎏以下級
表彰式(左から櫻井選手、瀬戸選手、藤本選手、阿部選手)
(c)日本視覚障害者柔道連盟
【第二部】では、40周年記念イベントの一環として「第1回 KUNDE柔道大会」が開催されました。
「KUNDE柔道」は、視覚障害者柔道の「組んでから試合が始まる」ルールを用いて、視覚障害者と晴眼者が一緒に柔道を行うことで、共生社会の実現を目指す取り組みです。
現役大学生との交流試合を紅白対抗戦として行いました。男女大学生と視覚障害者選手が対戦し、実力差こそあったものの、熱い戦いが繰り広げられました。
第1回 KUNDE柔道大会
(c)日本視覚障害者柔道連盟
- 日程
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2025年11月30日(日)
- 場所
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講道館(東京都文京区)
- 参加者数
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選手31名
- 主催
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(特非)日本視覚障害者柔道連盟
- 後援
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スポーツ庁、厚生労働省 ほか
- 後援・助成
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テレビ朝日福祉文化事業団