児童福祉
第4回 里親家族のスキー・スノボツアー2026
第4回 里親家族のスキー・スノボツアー2026
このツアーは里子とその里親を引き受けている家族がスキー・スノーボードやイベントを一緒に楽しむことで、地域を超えたつながりを作るのが目的です。講師陣や地元ボランティアの方々など、多くの人たちと交流するのも大きな楽しみとなっています。4回目となる今年は関東甲信越を中心にたくさんの応募者の中から15世帯47名が参加しました。
宿泊先の長野県大町市の立山プリンスホテルでは、ロビーを埋め尽くした雛飾りがお出迎え。地域の家庭から持ち寄られたものだと言うことで、圧巻でした。
立山プリンスホテル
地域の家庭から持ち寄られた雛飾り
次の日はさっそくレッスンです。ゲレンデでは野獣会スノーボードクラブの皆さんが、事前に出された参加者データをもとに道具一式とウェアなどを揃えて万全の準備を整えてくれました。まずはブーツの履き方から指導スタートです。
ほとんどの参加者が初心者ということで、大人も子どもも平等に「初めてのチャレンジ」となりました。教えてくれたのは平昌オリンピックで活躍したオリンピアンの広野あさみさんをはじめ、プロボーダーなど豪華な講師陣です。爺ガ岳スキー場は広く、初心者に優しいゲレンデで子どもたちはどんどん上達し「疲れより楽しいが勝つ!」と時間ギリギリまで真剣に取り組んでました。「できなかったことがいくつもできるようになった」「もっとやりたかった」と滑り足りない子どももいたようです。
爺ガ岳スキー場
子どもたちのレッスン
インストラクターによる指導
大人のためのスクールも
夕食は大広間で全家族が一緒に、地元の食材をふんだんに使った料理を堪能しました。野獣会様からのご紹介で俳優の南果歩さんがサプライズで登場!日本各地で絵本の読み聞かせをされてきた南さんが読み聞かせを始めると、大人も子どもも一瞬にしてその世界に惹きこまれ、素晴らしい時間となりました。
その後、親子みんなで地元の花火大会を見に行き、目の前に上がった真冬の大きな花火に圧倒されていました。
絵本の読み聞かせ
南果歩さん
間近で見る大きな花火
ホテルに戻ると里親たちは交流会に参加して情報交換。県によって対応や手続きの違いがあることがわかってびっくりした、という声もありました。また、「他の兄弟とどう接したらよいか」「携帯電話やゲームはどこまで管理するか」など、普段悩んでいることを相談し合い、夜遅くまで話は尽きませんでした。
3日間を終えて、ある里親からは「『普段は学校で褒められることはないのに、ここではたくさん褒められた!』と子どもがうれしそうでした」と話していました。野獣会講師の皆さんは子どもたちに自己肯定感・成功体験を持ってもらいたいと、仲間に優しさを見せた里子を褒めるなど、心を配りながら指導をしてくれました。「初日にバスから降りてきた時と、帰る時の表情が変わっているのを見ると嬉しい!」と話した講師の優しい眼差しが印象的でした。子どもたちの中には、自分以外にもたくさん里子がいることや、里親になりたい人が多いことを初めて知った子もいました。「また参加したい!」という子どもたちの声とともにツアーは終わりを迎えました。往復の道中やホテル滞在も含め、日常を離れた旅を通して里親里子だけでなく、里親同士や里子同士の絆が生まれた貴重な体験となりました。

- 日程
-
2026年2月13日(金)~15日(日)
- 場所
-
爺ガ岳スキー場/立山プリンスホテル(長野県大町市)
- 参加者数
-
47名(15家庭)
- 主催
-
関東甲信越静里親協議会
- 後援
-
(公財)原田積善会、東京豊新ライオンズクラブ
- 協力
-
(一財)東京都スキー連盟所属 野獣会スノーボードクラブ、東京豊新ライオンズクラブ、爺ガ岳スキー場、立山プリンスホテル
- 後援・助成
-
テレビ朝日福祉文化事業団