キョウリュウピンク/アミィ結月役 今野鮎莉インタビュー

出演者インタビュー第5回目は、キョウリュウピンク/アミィ結月役の今野鮎莉さんが登場! お転婆なお嬢様アミィを演じるために、今野さんが意識していることとは? そして、アミィの華麗なハイキックは○○のおかげ? アミィ&今野さんの秘密に迫ります!

――まずは、アミィの役作りについて教えてください。
アミィは、お嬢様だけど明るくてお転婆というイメージですが、私は全く正反対で。よく「大人しい」と言われるので、まずはそこから変えていかないとと思って、日々の生活の中でも心掛けました。あとは、セリフに、さっぱりとした男っぽい部分を加えてみたりしています。お話が進むにつれて、アミィは本当にいい子だと分かってきて。毎回、追加戦士が来るたびに、アミィが関わってますよね。ちょっとした心の動きに気付いてあげられる優しい子だと思います。勘違いも多いですけどね(笑)

――アミィは、豪邸に住んで執事もいて、お嬢様中のお嬢様ですよね。
本当にすごいですよね。憧れちゃいます。ネットで検索すると、春くらいから「最近、アミィがお嬢様らしくなってきたね」っていう書き込みがあったりして、自分がちゃんとアミィになれているんだなと思いました。

――そしてアミィと言えばハイキック! その体の柔軟性は何かやっていたんですか?
キックの脚は、私もモニターで見て「すごーい!こんなに上がってるんだ」って思っちゃいました(笑) 初めは体が固かったんですけど、ヒップホップをやっていて、ダンスの前に柔軟体操をしているうちに段々柔らかくなったので、そのまま維持するようにしています。あと、一輪車でスコーピオンっていう足を上げる技をやるために体を柔らかくしようとストレッチをしていました。一輪車は小学校の6年間やってたんです。それをいろんな人に言ってたら、劇中で使ってもらえることになったんです。でも、3年ぶりくらいだったんで、前みたいに立ち技とか難しいことはできなくなっちゃってて。もっと練習したかったですね。

――アクションについては?
手の仕草とかに女の子らしさを残しつつ、アミィらしい楽しさあふれるアクティブなアクションを心掛けています。だから「YES!」とか「WAO!」とかいっぱい言ってるんです。最初はちょっと恥ずかしかったんですけどね(笑)

――アミィの衣装も見どころですよね。
着物とかドレスとかコスプレとか、いろんなものを着させていただいて、どれも初めての経験でうれしかったです。着物は動くのが大変で、座る時も「よいしょ」っていう感じで、ちょっと苦労しましたけど(笑) 普段の衣装も、アミィは毎回違うからいろんなものを着れるのが楽しみで。タトゥータイツの柄も毎回変わっているので、脚にも注目して欲しいですね。

――現場で見た、共演者の意外な一面を教えてください。
ノッさんは、お芝居でのちょっとした動き、例えばお茶を出すシーンでこう動いた方がいいとか、アドバイスしてくれるので勉強になります。でも、ノッさんは一番年上なのに子供っぽいところもあるんです(笑) カットの瞬間に、いきなり破天荒な動きを始めるから、カメラマンさんに「動きすぎなんだよ」って怒られてました(笑) ウッチーやノッさんとは、勝手に技とか考えたりしてます。一押しは「ウ~~~グッジョブ!」。いつかどこかでやりたいです(笑)

――この仕事を始めたきっかけは?
小学校4年生の時、学校で書いた将来の夢は"モデル"だったんです。でもそれは友達と「“モデル”って書こうよ」っていうノリで(笑) そのくらいの時期からいろんな人にほめられるようになって、そういう仕事をしてみたいなって思っていた時に、母と原宿の竹下通りを歩いていたらスカウトされたのがきっかけです。

――今野さんの“ブレイブ”なエピソードを。
世界で一番虫が嫌いなんです。家の隣に小さい畑があって、よく虫が入ってくるんですよ。この前、ゴキブリがいて泣きそうになりました。そういう時は、父か兄に助けを求めるんですが、兄もちょっと怖がりで(笑) 父だと心強いんですが、生き物を大切にする人なので「ごめんね」って言いながら倒してます。私にとっては、虫を倒すことがブレイブです。

――今野さんにとってのヒーロー、ヒロインは?
ヒーローはスパイダーマンですね。虫嫌いですけど(笑)、スパイダーマンはなんかオシャレじゃないですか。ヒロインは、ローラさんが大好きなんです。あのポジティブさがステキですね。

――今後の目標は?
この1年、貴重な経験をさせていただいているので、いろんなことを学んで、これからの糧にできたらと思っています。それから、お洋服が大好きなのでモデルのお仕事もしてみたいです。

バックナンバー