キョウリュウジャー最後の死闘が続いていた。真の地球のメロディに10人のブレイブを合わせた必殺獣電池をデーボスに打ち込もうと進むダイゴとアミィ。ダイゴをデーボスの元に向かわせるため、命を懸けて戦う仲間たち。そして、トリンたちも大地の闇を破壊するために戦っている。そんな中、ノブハルたちは、息絶えた空蝉丸を発見する。
氷結城にたどり着いたダイゴとアミィの前に蝶絶神デーボスが出現。獣電池を守ろうとしたアミィをかばってダイゴがデーボスの攻撃を受けてしまう。大きなダメージを負ったダイゴは、アミィとともに暗黒の淵に。そんな中、氷結城が宇宙へ飛び立つ。スピーカーの膜のようになった大気の上から破壊のメロディを発し、地球を破壊するつもりなのだ。
ダンテツの指示により氷結城を追うプレズオン。そこに、アミィが落ちてくる。ダイゴは、アミィを脱出させ、ひとりでデーボスに立ち向かっていたのだ。デーボスの攻撃に倒れながらも、なお立ち上がるダイゴ。一方、ダイゴに思いを届けたいアミィたちは、真の地球のメロディを歌い始める。その歌声は、デーボスの破壊のメロディを越え押し寄せる。
アミィたちの歌声に、空蝉丸は息を吹き返し、傷付いた獣電竜たちも元気に。そして氷結城のダイゴの元にも響き渡る。地球の仲間の力を得たダイゴは、ついにデーボスを撃破する。そして大地の闇で戦うトリンたちの元には、キャンデリラとラッキューロが駆けつけ、力を合わせてカオスを撃破。キャンデリラたちは、これからは人間のために働くことを決意したのだ。
しかし、氷結城はダイゴもろとも爆発してしまう。地球は守ったものの、ダイゴを失ったキョウリュウジャーは哀しみを隠せない。数日後、獣電竜とともにボロボロのダイゴが帰ってくる。獣電竜たちが爆発からダイゴを守ってくれたのだ。恐竜プラス人間、億千の時を越え、地球を守り抜き、史上最強のブレイブチームが勝利したのだった。