街に大量のゾーリ魔が出現。世界中にゾーリ魔が沸いた、あの日と同じだ。キョウリュウジャーが駆けつけ応戦するが、ゾーリ魔が以前よりも強く倒せない。どうやら、デーボスの復活が近いようだ。さらに、かつての恐竜の宿敵、デーボモンスター“デーボ・ナガレボーシ”が復活。キョウリュウジャーが5人がかりで応戦しても、ナガレボーシには歯が立たない。
そこに駆けつけたゴールドの攻撃により、ナガレボーシは一旦退散。なんとか窮地を脱する。そんな中、今から1500年前に中国で活躍したカンフー使いのキョウリュウグレー・鉄砕(出合正幸)が蘇る。しかし、キョウリュウジャーの戦いを見たグレーは、ゴールド以外は見込みがないと厳しい言葉を。他の5人は、グレーの課題をクリアしなければ、戦士とは認めないと言うのだ。
ダイゴたちは、グレーの幻術により魂の武闘殿で試練に挑むことに。しかし、グレーは、ガーディアンズの能力を使い、それぞれの長所を封じてしまう。イアン、ノブハル、ソウジ、アミィは苦戦しながらも、自分の長所に賭けて勝負を挑み、見事、課題をクリア。そしてダイゴは、全てのガーディアンズの効果を受けながらも、誰よりも早く課題をクリアしていた。
そんな中、ナガレボーシと、さらに強くなったドゴルドが出現。グレーは、この実戦により結果を出すという。キョウリュウジャーは、武闘殿で学んだことを生かし、ナガレボーシに立ち向かう。ブラックたち4人は、いつも以上に攻撃に気持ちが乗り、ナガレボーシを追い詰める。グレーの試練は、ブレイブを常に攻撃にプラスできるようになるためのものだったのだ。
しかし、ダントツで試練をクリアしたはずのレッドの攻撃だけが通用しない。さらに巨大ゾーリ魔が出現し大ピンチ。そこに、グレーのパートナー獣電竜ブンパッキーが現れ、窮地を脱する。この戦いを見たグレーは、ダイゴだけに失格の烙印を押す。ダイゴを追放し、リーダーを空蝉丸にすることがブンパッキーを託す条件だと言い放つのだった。