最近のアミィは、キョウリュウジャーの活動により、勉強も日常作法もおろそかに。そこで執事のジェントルは、一流のレディに育てるための結月家伝統の荒療治“ジェントル・デー”を施行する。アミィは、ジェントルの厳しい修行に早くも音を上げる。しかし、ジェントルが空蝉丸を仲間に引き込み見張り役にしたため、アミィは逃走することもできない。
同じ頃、デーボス軍では、隙あらば楽をしようとする楽しみの密偵・ラッキューロを鍛えなおすため、デーボモンスター“デーボ・キビシーデス”が熱血指導を行っていた。キビシーデスは、自作の超時空爆弾により、キョウリュウジャーの基地・スピリットベースを爆破する作戦を考える。ところが、ガブリボルバーがなければ、スピリットベースには入れない。
そんな中、一息ついていたアミィの前に、ラッキューロとキビシーデスが現れる。ラッキューロは、アミィの隙をつき、ガブリボルバーを奪って逃走。このガブリボルバーを使ってスピリットベースに潜入し、爆弾をセットする。そして、キビシーデスは、アミィの劣等生ぶりに指導者魂を刺激され、アミィを鍛えなおすために連れ去ってしまう。
空蝉丸はキビシーデスを追おうとするが、巨大ゾーリ魔が現れ行く手を阻む。そこにキョウリュウジャーがガブティラたちと駆けつけ、巨大ゾーリ魔を撃破。空蝉丸とジェントルは、キビシーデスに捕まったアミィの元に駆けつけ、アミィを救出。空蝉丸はゴールドに変身し、キビシーデスを撃破する。
一方、ダイゴたちはスピリットベースに仕掛けられた爆弾に気付くが、すでに解除する方法はない。そこで、アミィは安全な場所で爆発させることを提案。ライデンキョウリュウジンで爆弾をつかんで上空へ飛び、はるか彼方に放り投げ、宇宙で爆発させる。アミィのとっさの閃きにより、スピリットベースは助かった。が、アミィのレディへの道はまだまだ遠いのだった。