蝶絶神 デーボス(ブレイブ48)
体重/184kg(巨大化超増殖時体重/467.5t)
成分/昆虫、恐竜、根城、人間の感情、最新進化、など
配合/デーボステッキ、デーボストール、闇時計
所見/蝶絶神(ちょうぜつしん)デーボスは、これまでに様々な星を滅ぼしてきた暗黒種デーボスが、人間の感情を極めてついに完成した、最新進化形態である。喜怒哀楽や怨み、あらゆる全ての感情だけでなく、人間のメロディも完全に吸収しており、全身には闇の音が詰まっている。百面神官カオスと魔剣神官トリンを生み出した創造主であり、体内に復元水を宿した、全てのデーボモンスターの源とも言える存在である。
超増殖細胞のはたらきで、デーボストールをスイッチとした「超増殖」を行うと、自由自在に巨大化する能力を持つ。ギガントブラギオーのブラギオアックスを巨大化せずに片手で受け止める超パワーと、蝶のようにフワリと舞っては瞬時に敵の死角に移動する超スピードを兼ね備えている。デーボステッキに悪のメロディを響かせて、爆発エネルギーを蝶の羽根状に可視化させて飛ばす超必殺技「蝶絶の鉄槌」で、全ての敵を超越する究極の戦闘生命体である。
一度はキョウリュウジャーに敗れ、カオスの右手を依り代とした冬眠状態にあったが、人間の濃い感情が完全に満たされたことによって、まずはカオスのボディに憑依したデーボスカオスの状態で復活する。絶滅の弾丸「ホロビレバースト弾」やフレキシバイブルから呪術コマンド実行した「デーボスデストラクション」などの超常的な術で、キョウリュウジャーを完膚無きまでにたたきのめした。
蝶絶神デーボスは、氷結城に降臨し、滅亡のエンペラーとして完全復活を遂げると、闇時計によって破滅へのカウントダウンを開始する。デーボスの目論んだ最後のシナリオとは、大気をスピーカーの膜のような状態とすることで、宇宙へ打ち上げた氷結城から破滅のメロディを増幅させて発射し、地球とその生命全てを滅ぼすことであった。キョウリュウジャーに悪のメロディのパワーを浴びせることでその変身を封じて追いつめるが、6人それぞれが最大最後のブレイブを大爆発させ、キョウリュウレッド=桐生ダイゴはデーボスの元に辿り着く。自身の上にさらなる創造主の存在を示唆するも、地球の真のメロディを受けたキョウリュウレッドに敗れ、氷結城とともに完全に絶滅した。
特記事項/蝶絶な技のレパートリーは、お城の奇術師のように豊富である。