原口元子のファッション手帖~「派遣のオンナ」から「銀座のママ」へと変身を遂げる、最強悪女・原口元子。そんな元子の“最強”ファッションを、スタイリスト・亘つぐみさんのコメントとともにご紹介します!
#04
「元子のファッション手帖」最後となる今回の更新では、亘さん、秋月さんと共に洋服や着物に加え、“部屋着”のスタイリングについてもご紹介します。

第5話で見せたこちらは、檸檬色と鶸色(ひわいろ)の段ぼかしの絽の小紋に、淡い檸檬色の紗の袋帯を合わせたインパクトのあるスタイリング。
「第2話の鮮やかなピンクのワンピースを着こなす元子ならこんな着物を選ぶかも」という感覚で選んだそうで、“元子の若さ”が少し暴走するこのシーンにぴったり!
また、レースの日傘やカッティングの綺麗な水晶の簪など、涼しげな小物で夏らしさも演出しています。私服コーディネートにも登場していたポップなバッグを合わせたところもポイント。
ワンピース感覚で着物を着こなす技は、さすが“銀座のママ”ですね。
「第2話の鮮やかなピンクのワンピースを着こなす元子ならこんな着物を選ぶかも」という感覚で選んだそうで、“元子の若さ”が少し暴走するこのシーンにぴったり!
また、レースの日傘やカッティングの綺麗な水晶の簪など、涼しげな小物で夏らしさも演出しています。私服コーディネートにも登場していたポップなバッグを合わせたところもポイント。
ワンピース感覚で着物を着こなす技は、さすが“銀座のママ”ですね。

同じく第5話にて長谷川会長(伊東四朗)のもとを訪れた元子は、“勝負服”ともいえるパンツスーツ姿を披露。
白の正装で「気持ちのひきしめ」を表現したこのコーディネートには、ブラックカラーを入れることで「意志の強さ」も込められています。
全体的にすっきりとしたパンツスタイルなのに、あまり男性的な印象にならないのは、“ダウンスタイルの髪型”と“顔周りのアクセサリー使い”が鍵となっていそう。動く度にさりげなくキラキラと揺れるピアスが女性らしさを感じさせます!
白の正装で「気持ちのひきしめ」を表現したこのコーディネートには、ブラックカラーを入れることで「意志の強さ」も込められています。
全体的にすっきりとしたパンツスタイルなのに、あまり男性的な印象にならないのは、“ダウンスタイルの髪型”と“顔周りのアクセサリー使い”が鍵となっていそう。動く度にさりげなくキラキラと揺れるピアスが女性らしさを感じさせます!

そしてこちらは第6話に登場した、黒の紋紗地に描かれた大きな芙蓉の花が印象的な訪問着。なんと本作のために「特注でデザインし染めてもらった着物」なのだとか。
昔から女性の美しさの象徴とされてきた芙蓉のなかでも、この着物に描かれているのは「酔芙蓉」ですが、その花言葉は「繊細な美」「しとやかな恋人」「熱い想い」「心変わり」…と、まるで元子を表しているかのよう。
さらに、裾のぼかしや帯に入った一筋のライン、アメジストの帯留など、「黒地にわずかに零れる甘すぎない抑えたピンクの色が、元子の心情を表している」とのこと。
大胆さと繊細さを併せ持つ元子に、とてもお似合いの一着です。
昔から女性の美しさの象徴とされてきた芙蓉のなかでも、この着物に描かれているのは「酔芙蓉」ですが、その花言葉は「繊細な美」「しとやかな恋人」「熱い想い」「心変わり」…と、まるで元子を表しているかのよう。
さらに、裾のぼかしや帯に入った一筋のライン、アメジストの帯留など、「黒地にわずかに零れる甘すぎない抑えたピンクの色が、元子の心情を表している」とのこと。
大胆さと繊細さを併せ持つ元子に、とてもお似合いの一着です。

普段、着物やトレンド感のある洋服を纏っている元子。部屋着ではまた少し違った雰囲気の装いを見せています。
スタイリングの決め手は「落ち着いた雰囲気かつ、あまり家で着るような服ではない優雅さを出したかった」という通り、わりとゆったりとしたシルエットでリラックス感はあるものの、たしかにエレガントさが伝わります。
また、「その年齢よりも大人っぽく見えるよう、シックやシンプルを意識した」という点もポイント。武井さんの好みも反映されているそうですよ!
スタイリングの決め手は「落ち着いた雰囲気かつ、あまり家で着るような服ではない優雅さを出したかった」という通り、わりとゆったりとしたシルエットでリラックス感はあるものの、たしかにエレガントさが伝わります。
また、「その年齢よりも大人っぽく見えるよう、シックやシンプルを意識した」という点もポイント。武井さんの好みも反映されているそうですよ!
