ストーリーStory

2021年6月26日(土)よる11:30~

最終話

 売れない漫画家・狩野進(横山裕)は、短期連載というまたとないチャンスを前に、まさに正念場を迎えていた。そんな状況でも、隣室で1人暮らしをする5歳児・さとうコタロー(川原瑛都)を気に掛ける狩野に、元カノ・新田あかね(高梨臨)はヤキモキ…。コタローに「進ちゃんの重荷になってるのがわからない?」と言い放ち、幼稚園の送り迎えもしばらくは自分が担当すると宣言する。
 
 その頃、弁護士・小林綾乃(百田夏菜子)のもとに、探偵・青田学(間宮祥太朗)から連絡が入る。コタローの父親から再度「息子の居場所を捜してくれ」と依頼があったというのだ! さらに、コタローの元施設仲間・岩永佑(松島聡)のところにも、父親が現れていた…。それを知ったコタローは、密かに綾乃にある頼みごとをする。
 
 そんな中、『幼稚園の清水』では、恒例の『こどもおたのしみ会』が開催される。秋友美月(山本舞香)、田丸勇(生瀬勝久)には予定があるうえ、狩野はまさかの原稿の締め切り日…。新任教諭・花輪景介(西畑大吾)は、狩野らの姿がないためか、いつになく元気のないコタローを心配するのだが…?


 忍び寄る父親の影――。その時、コタローが下した切実な決断とは…? そして、それを知った狩野らアパートの住人たちは――?

 さらば、コタロー。
 大人びた5歳児と日本一優しい大人たちの絆に、誰もがきっと涙する。『コタローは1人暮らし』、ついに完結!