ストーリー

2月14日(日)放送

エピソード43「汚れた英雄」

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 ガルザはヨドン皇帝の意識を乗っ取って新しい皇帝ロードガルザとなり、ヨドンヘイムでオラディン王を処刑しようとしていた。キラメイジャーはオラディン王を助けるためヨドンヘイムへ行くと覚悟を決める。充瑠(小宮璃央)は、夢の中で会ったキラキラ輝いていたガルザが、なぜ変わってしまったのかも気になっていた。充瑠たちはクリエイター同士通じ合ったクランチュラの協力を得てヨドンヘイムへ、宝路(庄司浩平)はガルザが来た時のために残ることに。

 ヨドンヘイムでは、オラディン王がバスラに食べられそうになっていた。充瑠はオラディン王とともにバスラの吸引力に耐えながら、幼い頃のガルザについて話を聞く。ガルザはイメージする力に優れ、クリスタリアの伝説の英雄になる素質があった。ひらめきの力を持つ正しき者として、世界を救う選ばれし者だったのだ。しかし、今のガルザは悪のかく乱者となってしまった。オラディン王は、充瑠にひらめきの正しい力で悪を倒すことを託す。

 そこにガルザが現れ、充瑠を連れ去る。ひらめきの力を持つ充瑠とガルザの一騎打ち。お互いに刺激し合い、充瑠はワクワクする。かつてのガルザのキラキラした姿を知る充瑠は、本当はガルザと一緒に絵を描きたいと訴える。その言葉に、ガルザは幼き日に兄であるオラディン王と一緒に絵を描いていたことを思い出す。ガルザは兄のことが好きだったのだ。それがなぜ、兄を恨み憎むようになったのか…。兄を手にかけクリスタリアを滅ぼしてしまったことを悔やむガルザ。充瑠は、カナエマストーンを4つそろえてクリスタリアを元に戻し、やり直すことができると告げる。するとガルザの意識を追い出しヨドン皇帝が復活。ガルザが兄を憎むように仕向けたのは、クリスタリアを滅ぼそうと企むヨドン皇帝の仕業だったのだ。ガルザはヨドン皇帝に立ち向かうが、強力な一撃を受け消滅してしまう。そして、充瑠もヨドン皇帝の攻撃により谷底へと落下してしまい…。