ストーリー

10月18日(日)放送

エピソード28「時雨泣き」

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 充瑠(小宮璃央)は夢でオラディン王に会い、鍵を受け取る。時雨(水石亜飛夢)は、ドラマの泣きのシーンの稽古を。そんな中、突然、ビルが崩壊する。マブシーナによるとクリスタリアを襲ったヨドン軍の最初の一撃と同じだという。キラメイジンで出動するが、見えない敵から攻撃を受けた魔進たちは動けなくなってしまう。輝きを失った魔進たちを救うには、聖地アタマルドで奇跡の輝きを浴びるしかない。

 聖地アタマルドに行くためには、唯一そこに行くことができるキラメイストーン“ハコブー”の力が必要だ。オラディン王を立派に育てあげた教育係のハコブ―。幼い頃は泣き虫だったオラディン王に、ハコブーもよくもらい泣きしていたという。しかし、地球でバカンス中にクリスタリアを襲撃されてオラディン王を失ったことに絶望したハコブーは、世を捨て、南の孤島から出てこないのだという。ハコブーの感情を取り戻すため、充瑠と時雨が孤島へ向かい、お笑い、剣劇、音楽を披露するが、ハコブーの心には届かない。時雨は、孤島で一人苦しむハコブーを救えないことを悔やみ号泣。それを見たハコブーはもらい泣きしてしまう。実は全て時雨による演技だったが、思い切り泣いたことでハコブーの心のもやが晴れる。

 一方、為朝(木原瑠生)たちは、見えない敵は風景に溶け込んでいるからだと見抜く。その正体は邪面獣プロジェクターゴモリュウだった。ザビューンエクスプレスとギガントドリラーで応戦するキラメイジャーの元に、充瑠と時雨とともにハコブーが飛来。オラディン王により魔進となったクリスタリア一の剛の者、魔進ハコブーは、豪快に名乗りを上げるのだった。