ストーリー

10月11日(日)放送

エピソード27「大ピンチランナー」

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 スランプの瀬奈(新條由芽)は、競技のスポンサーでもあり、かつて“ゲキレンジャー”のサポートもしていたスクラッチ社の美希(伊藤かずえ)、なつめ(桑江咲菜)の協力を得てトレーニング中。開発中のサポートギアとドローンに搭載したカメラで、瀬奈の走行中のデータを集めることに。ところが、突然、サポートギアに異変が。キョウリョクセッチャクザイ邪面の接着剤によりサポートギアが外れなくなり、時速15キロ以上で走らなければ爆発するというのだ。瀬奈は美希に連絡を取るが、美希はそのまま走り続けろという。実は、ヨドンナ(桃月なしこ)がなつめを人質にとり、美希を操っていたのだ。人間の限界を確かめたいヨドンナは、瀬奈の走る速度を20キロ以上に上げさせる。美希は、ヨドンナにバレないよう仲間内だけでわかるジャン語を使って「ゾワゾワ」「モラモラを目指せ」と瀬奈に伝える。何かに気づいた瀬奈はトンネル内に入っていくが、そこで爆発が起こってしまう。

 しかし、瀬奈は無事だった。「ゾワゾワ」は美希たちがヨドンの罠にハマったということ、「モラモラ」は暗がりのことだと気づいた瀬奈は、カメラに映らないトンネルを目指した。そして、なつめから事情を聞いた充瑠(小宮璃央)たちがキョウリョクセッチャクザイ邪面を撃破し、サポートギアの接着剤を無効に。瀬奈は、外れたサポートギアをトンネルの中で爆発させたのだ。邪面獣キョウリョクセッチャクザイシェルガには、キングエクスプレスザビューンとギガントドリラーで応戦し撃破。瀬奈もスランプを抜け出し、新記録をマークしたのだった。