ストーリー

8月9日(日)放送

エピソード18「闇落ち」

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 宝路(庄司浩平)がお宝を探していたのは、マブシーナを救うためだった。かつてオラディン王がヨドンヘイムの「淀みの海の魔女」を征伐した際、呪いをかけられた。その呪いは本人ではなく最愛の女性に降りかかり、王妃が石像となり闇に消えてしまった。マブシーナも王妃と同じように魔女の紋章が浮かんだら、7日後には闇の海へと引き込まれてしまうだろう。宝路は4つのカナエマストーンを集めて、呪いを解こうとしていたのだ。事情を知ったキラメイジャーはマブシーナには内緒にしておくことにしたが、充瑠(小宮璃央)は隠し事が下手すぎるため、しばらく基地から追い出すことに。

 最初に見つけたカナエマストーンは、破壊を司るカナエマストーン・デストリアだと判明。…と、突然、宝路の胸に邪悪な鼓動が走る。ガルザとの戦いでジャメンタルを打ち込まれ、体内のモンストーンが邪悪化してしまったのだ。闇の力に支配された宝路は、邪悪シルバーに変身。ガルザの手先となり、キラメイジャーを攻撃してくる。一瞬、正気を取り戻した宝路は、充瑠たちにマブシーナを救うための宝探しを託し、自分を倒せと告げる。

 一方、マブシーナも、自分の命をかけてでも宝路を助けようとする。お互いを思う兄妹の気持ちを知った充瑠は、カナエマストーン・デストリアの力を使って、宝路の体内のモンストーンを破壊する。カナエマストーンは、4つ揃ったときの願いとは別に1つずつでも願いを叶えてくれるのだ。キラメイジャーはガルザに強烈な一撃を食らわせ、巨大化した邪悪モンストーンは強制合体したキングエクスプレスと、ギガントドリラーギガ盛りスペシャルで撃破。宝路とマブシーナも、昔と変わらずお互いを大事にしていることに気づいたのだった。