ストーリー

7月5日(日)放送

エピソード13「地底大戦争」

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 キラメイシルバーに変身した宝路(庄司浩平)。充瑠(小宮璃央)は、キラメイジャーにパワフルな仲間が増えたと喜ぶが、マブシーナは、宝路は宝探しにしか興味がなく、仲間にはならないと冷たい言葉を。かつては優しい兄だったが、お宝が人格を変えてしまったのだという。

 地球人の宝路が、オラディン王に養子として迎えられクリスタリアの王子になったのには理由があった。あらゆる世界の石を研究していたオラディン王は、強いパワーを持つ石に導かれ地球を訪れた際、宝路の父・良尊と出会った。宝路も石の発掘作業に参加したのだが、あるときモンストーンを掘り当ててしまい体に入り込まれてしまった。オラディン王は、宝路をクリスタリアに運び、モンストーンの力を制御できるキラメイストーンを体に埋め込み命を救った。宝路は、そのままクリスタリアに残り、王子として、キラメイシルバーとして活躍してきたのだという。

 そんな中、謎の触手が出現。苦戦するキラメイジャーの元に宝路が駆けつけ窮地を救う。しかし、宝路は仲間になる気はなく、お宝探しに必要な小夜(工藤美桜)を連れ去ってしまう。小夜によりお宝の在処がわかるが、掘り出すには博多南(古坂大魔王)が開発中のメカが必要だ。

 再び触手が出現。お宝探しにしか興味がないと言っていた宝路だったが、またしても駆けつけ触手に襲われた少女を救う。充瑠は、宝路が本当は人助けが好きだが、今は使命により宝探しをしていることを見抜く。

 地底に潜む敵に対抗するため、宝路は博多南が開発した超重機ドリジャンで駆けつける。ドリジャンの活躍により触手で人々を襲っていた邪面獣ハエジゴクシェルガの正体を突き止め、キラメイジャーが撃破。そして宝路の前にはガルザが現れ、ヨドン軍への誘いの言葉を残し去っていった。戦いを終えた充瑠たちは、衝撃の事実を知ることに。なんと、宝路は博多南の2歳上の兄だったのだ。