ストーリー

6月21日(日)放送

エピソード11「時がクルリと」

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 eスポーツ大会で、為朝(木原瑠生)は、「撃ちまくり群狼」のリーダー洋二郎(天羽尚吾)と対戦。為朝は得意キャラを封印しながらも洋二郎に勝利した。すると洋二郎は為朝の髪の毛を抜き、「この怒り、我が呪いで晴らしてやる」という不気味な言葉を残して去っていった。

 二つの顔を持つリセットボタン邪面が出現。キラメイジャーが応戦する中、リセットボタン邪面ともみあった為朝は、洋二郎に呪いをかけられたところまで戻ってしまう。その後も為朝はリセットボタン邪面と戦い、洋二郎に呪いをかけられたところまで戻る…という同じ時間を繰り返すことに。洋二郎の呪いのせいだと考えた為朝は、髪の毛を抜かれるのを阻止。これで呪いははれ、もう同じ時間を繰り返すことはないはずだ。

 ところが、リセットボタン邪面との戦いの中、為朝は洋二郎に呪いをかけられたところまで戻ってしまう。驚く為朝に、洋二郎はこの試合でプロゲーマーを引退すると告げる。洋二郎は、最後の試合に為朝が本気を出してくれなかったことに怒っていただけで、呪いなどかけていなかった。

 何度も同じ時間を繰り返すのは、リセットボタン邪面の仕業だった。リセットしながらキラメイジャーの攻撃を覚え、戦うたびに強くなっていくのだ。リセットボタン邪面を倒す術が見つからず悩む為朝に、充瑠(小宮璃央)が「本気になりなよ」と声をかける。その言葉に、為朝は洋二郎の引退試合、自分は本気を出していなかったことに気づく。もう一度、洋二郎に対戦を挑んだ為朝は、得意キャラで本気で戦い圧勝する。

 この勝負からヒントを得た為朝は、初めから本気を出しリセットボタン邪面を瞬殺することを繰り返す。瞬殺されている限り、何度繰り返してもリセットボタン邪面は負け試合から何も学ぶ事ができないのだ。ついにリセットボタン邪面は降参した。邪面獣ハッシャボタンリガニーには、キラメイジンと魔進エクスプレスで応戦し撃破。勝利に喜ぶキラメイジャーだったが、マブシーナはある人物の気配を感じていた。