ストーリー

5月3日(日・祝)放送

エピソード9「わが青春のかるた道」

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 ジョギング中の瀬奈(新條由芽)は、あまり顔を合わせたくなかった知り合い・村雨真木埜(近藤里沙)に声をかけられる。真木埜は、瀬奈のことを「私が怖くて逃げた落ちこぼれ」とののしる。無敵の瀬奈にも勝てなかった競技があったようだ。

 そんな中、ヒャクニンイッシュ邪面が出現し、キラメイジャーは百人一首で勝負をすることに。かつて瀬奈はかるた会に入っていたが、後にかるたクイーンとなった真木埜にはかなわず競技かるたを辞めたのだ。ヒャクニンイッシュ邪面との百人一首対決、経験者の瀬奈が活躍を見せるが、「お手付き」という言葉を聞いた途端、調子を崩してしまう。窮地を救ったのは、真木埜だった。

 時雨(水石亜飛夢)たちは瀬奈にばかり負担をかけられないと、真木埜に特訓してもらうことにするが、瀬奈は激しく拒絶する。競技かるたでは、とにかく勢いで突っ走りお手付きばかりしていた瀬奈。真木埜には、そこをしつこくつかれて勝つことができなかった。2人は、かつては仲良しだったものの、いつしかギクシャクするようになってしまったのだ。話を聞いた充瑠(小宮璃央)は、真木埜は瀬奈のことを怖がっているのではないかと指摘する。

 真木埜に特訓を受けていた時雨たちの元に、ヒャクニンイッシュ邪面が出現。真木埜が応戦するが、ヒャクニンイッシュ邪面の卑怯な手口により負けてしまう。駆けつけた瀬奈に、真木埜はスピードでは絶対叶わない瀬奈のことを怖がっていたため、わざとひどいことを言ったのだと告げる。本当の気持ちを知った瀬奈は、真木埜の思いも背負ってヒャクニンイッシュ邪面に挑む。“音速のプリンセス”らしく思いっきり突っ走る瀬奈は、勝負に圧勝。キラメイジャーはヒャクニンイッシュ邪面を撃破し、邪面獣ヘイアンキョウバスラにはキングエクスプレスで応戦し粉砕する。瀬奈と真木埜も仲直りし、また2人でかるたを楽しんだのだった。