ストーリー

3月22日(日)放送

エピソード3「マンリキ野郎!御意見無用」

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 イケメンアクション俳優の時雨(水石亜飛夢)の美学は「男のやせ我慢」。映画の撮影中、ケガを負っていたにも関わらず、それを一切口に出すことなく見事に演じきった。しかし充瑠(小宮璃央)は、我慢するのがいいとは限らないのではないかと疑問に思う。

 万力で人々の頭を締め付けるマンリキ邪面が出現。キラメイジャーが応戦するが、戦いの中、時雨は頭に万力をはめられてしまう。小夜(工藤美桜)の診察によると、万力の締め付けで頭蓋骨が歪み、かなり食い込んでいる。相当痛いはずだが、時雨はクールな表情を崩さない。充瑠たちは、なんとか万力を外そうと作戦を試みるが、マンリキ邪面のハンドルがないと外せないようだ。

 時雨は、撮影も万力がはまったまま、汗だくになりながらも続行する。そんな中、再びマンリキ邪面が出現。時雨は、充瑠の制止を押し切り、変身できないまま戦いに加わるが、完全に足手まとい。充瑠は、時雨の美学に付き合うことに。時雨を殿に見立て家臣の4人が戦うという物語を演じ、時雨を休ませる。4人がマンリキ邪面のハンドルを奪い、時雨の万力を外すことに成功。時雨はマンリキ邪面を叩き斬る。邪面獣マンリキシェルガには、5体の魔進が合体したキラメイジンで応戦し撃破。仲間の前ではそれまで誰にも見せなかった自分の弱さをさらけだせるようになった時雨。充瑠は、時雨の別の顔を引き出したのだった。