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2020年1月16日

『魔進戦隊キラメイジャー』会見レポート

キラっと参上! カラッと解決! スーパー戦隊史上最もキラキラ輝くヒーロー『魔進戦隊キラメイジャー』が誕生! 「人が輝いて生きること」を物語のテーマに、不思議なパワーを秘めた美しい宝石“キラメイストーン”に戦士として選ばれた5人が闇の軍団と戦います。
1月16日(木)に行われた制作発表会見には、キャスト陣が集結し意気込みを。また、キラメイジャーが活躍するヒーローショーや、アーティストによるライブで主題歌のお披露目も!

キラメイレッド / 熱田充瑠(あつた・じゅうる)役 小宮璃央

想像したり絵を描くことが好きな高校生、キラメイレッド/熱田充瑠を演じる小宮璃央さんは、メンバー最年少の17歳。「充瑠は、普段は地味な高校生ですが、絵を描きだすと『ひゃっほー!』とはしゃいじゃう。最初は、なかなかハイテンションで『ひゃっほー!』と言えませんでしたが、監督の指導もあって、だんだんみんなの前ではしゃげるようになりました」と、会場でも「ひゃっほー!」を披露してくれました。
そんな小宮さんですが、5人そろっての初変身シーンで困ったことが!? レッドにとっては初変身でしたが、他4人はすでに変身シーンを撮影していたため、「俺だけ変身の仕方を知らなかったんです。みんな教えてくれないから」と裏話を告白し、笑いを誘いました。

会見では、自分がキラメイていると思う瞬間をフリップで発表。ダンス&ボーカルグループとしても活動する小宮さんは、体を動かすことが大好きだそうで「運動をしている時」と回答。また、子供の頃のヒーローを問われると、「母です。母ひとりで育ててくれたんですが、頑張ってくれた姿を見て“僕のヒーロー”だと感じていました」と感謝の言葉を。そして最後は「1年かけて最も愛される作品にしたいです」と力強い意気込みを聞かせてくれました。

キラメイイエロー / 射水為朝(いみず・ためとも)役 木原瑠生

eスポーツ界のNo.1プレイヤーであり、キラメイジャーのリーダー的存在のキラメイイエロー/射水為朝を演じる木原瑠生さん。為朝について「他のメンバーに的確な指示を出したり、率先してリーダーシップをとっていくタイプ。“どっちでもいいじゃん”とか“何でもよくね?”みたいな問題に対しても、意志を貫く信念がある男だと思います」と分析。eスポーツをするシーンに向け必死でゲームをしたそうで、「ゲームをするシーンが多いんですが、ちゃんとやらなくては、と思っていたら練習しすぎてしまって…(笑)。ゲームをダウンロードし過ぎて、本番の直前に映像が見られなくなってしまう」というハプニングもあったそう。

木原さんのキラメイている瞬間は、「好きなことを語っている時」。『仮面ライダークウガ』が大好きとのことで、ステージの上でもクウガ愛をアツく語りキラメキを見せてくれました。そんな木原さんにとってのヒーローはクウガとB'z。歌手としても活動している木原さんは、B'zのように「感動して拍手もできないくらい圧倒したパフォーマンスをしたいという夢がある」そうです。

キラメイグリーン / 速見瀬奈(はやみ・せな)役 新條由芽

100m走の日本記録を持つ女子陸上界のスピードスター、キラメイグリーン/速見瀬奈を演じる新條由芽さんは、「瀬奈の明るさでみなさんに笑顔を届けられるよう頑張ります」とニッコリ。陸上選手役のため、「体を動かすことが苦手なので、早急に走る練習をしなくてはと、トレーナーさんにかっこよく走るランニングフォームを教えてもらいました。陸上シーンは、せいいっぱい出し切ったところなので注目して見て欲しいです」と役への取り組みを語りました。

新條さんのキラメイている瞬間は「撮影の時」「やっていて楽しいし、やりがいをすごく感じるので」と、キラキラの笑顔に。そんな新條さんにとってのヒーローはプリキュア。「『ふたりはプリキュア』のキュアホワイトのほのかちゃんが好きで、妹と一緒にプリキュアごっこをしてました」と、かわいいエピソードを教えてくれました。

キラメイブルー / 押切時雨(おしきり・しぐる)役 水石亜飛夢

イケメン人気アクション俳優、キラメイブルー/押切時雨を演じる水石亜飛夢さんは、「劇中で(アクション俳優として)様々な役を演じるので、いろんな姿で時雨の魅力をお届けできたら」と意気込みを。また、「剣の達人で、自分に厳しく、お堅くクールにふるまっているのですが、実は…という役。そこをお楽しみに」とのことなので、時雨の知られざる一面にも注目です。

水石さんのキラメイている瞬間は、夢中になれるものがなかった自分を変えてくれた「芝居」「芝居をしている時と、それを見てくださった方からレスポンスが返ってきた時」と答えました。そんな水石さんにとってのヒーローは、名付け親でもあるという16歳上の兄。「へらへらしているように見せているけど、家族思いで仕事にも熱い。子供の頃から、こういう余裕のある大人になりたいなと思っていました」と。

また、2000人を超える応募者が殺到したオーディションの時の話も告白。変身シーンで偶然この5人が組んだことがあり「5人で変身するって心強いんだ」と感じたそうで、キャストが決まった時「この5人なら戦えると思いました」と感動するエピソードを。ところが、それを覚えていなかった小宮さんは「(オーディションで)5人で組んだことあった?」と天然ぶりを発揮し、会場を笑わせました。

キラメイピンク / 大治小夜(おおはる・さよ)役 工藤美桜

美人すぎるスーパードクター、キラメイピンク/大治小夜を演じる工藤美桜さんは、「みなさんにキラキラを届けられるよう、私自身もキラキラと輝けるよう精一杯頑張ります」と意気込みを。外科医役のため手術シーンにも挑戦し、「手先が不器用なんですが、医療指導の方に丁寧に教えていただいて、たくさん練習したので手術シーンは自信があります」と、笑顔を見せました。また、小夜は合気道の達人でもあるため、アクションシーンでの合気道の動きにも注目。

工藤さんのキラメイている瞬間は「おいしいご飯を食べている時!!」「食べるもの好きだし、ファンの方にも『美桜ちゃんが食べているのを見ていると幸せを感じる』と言っていただけるので」とのこと。ちなみに、好きな食べ物は「背脂がのったラーメン。硬麺、濃いめ」と、意外な一面も!? そんな工藤さんのヒーローは、『百獣戦隊ガオレンジャー』のガオイエロー。部屋にポスターを貼っていたそうで、「子供たちにキラメイジャーのポスターを貼ってもらえるのでは」という声に、「わ~それはうれしい!」と大感激でした。

博多南無鈴(はかたみなみ・むりょう)役 古坂大魔王

キラメイジャーの協力者、博多南無鈴を演じる古坂大魔王さん。まずは「キラメイジャーを金銭的にもサポートしていく役なので、役作りとして(財布に)多めにお金を入れています。ウソですけど」と笑いをとり、「結構、謎が多い。この人は何者なのか全くわかってない。なんでこんなこと知ってるの?みたいなところもあるので、そういう意味では鍵男…キーマンですね」と役について解説。

1歳半の娘の父親でもある古坂さんのキラメイている瞬間は、「娘をお風呂に入れて風呂から上がって、娘ふいて、やっとこ自分ふきはじめて鏡にうつった自分を見た時」。今一番幸せな時だそうで、鏡にうつった自分を「光ってんな」と思ったそう。

そんな古坂さんのヒーローは、『仮面ライダー』のストロンガー、スカイライダー『宇宙刑事ギャバン』、アントニオ猪木さん。小6の頃、プロレスラーになりたかった古坂さんは、猪木さんに弟子入り志願をしたことがあるそう。その際、猪木さんは古坂少年の背中をバーンと叩き、「痛いか」と聞いてきたため「痛いです」と答えたところ、「じゃあやめろ」と言われたというエピソードを披露し、「そこでプロレスの道をあきらめ、お笑いの世界に来ました」と笑わせました。

スーパー戦隊シリーズ第44作目となる『魔進戦隊キラメイジャー』、テレビ放送は3月8日(日)スタート。さらにシリーズ初の試みとして、放送に先駆け、2月8日(土)より劇場用映画『魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO』を公開します。