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2019年4月4日

試写会&制作発表記者会見を開催
天海祐希率いるキントリ・チームの素顔が“マル裸”になる!!

 第3シーズン突入を1週間後に控えた4月4日(木)、主演・天海祐希をはじめ、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、でんでん、小日向文世がTOHOシネマズ 六本木ヒルズに大集合! 第1話の試写を見終えた一般客の前に姿を現し、制作発表記者会見を開きました。

天海祐希、会見でもおしゃべりが止まらないキントリ・チームに思わずツッコむ!

 スクリーンの前に颯爽と登場した天海は「またこのメンバーと一緒にお仕事ができる幸せを、毎日感じています」と、ニッコリ。もはや“家族”や“親戚”のような関係というキントリ・チームですが、今シーズンから新メンバーとして参戦した塚地武雅もすぐに溶け込んだそうで…! 塚地が興奮気味に「初日からみんな“ザ・ざっくばらん”! ずっとしゃべってるんですよ! あっという間に馴染ませていただきました。こんな現場は(ほかに)知らないです!」と語れば、従来のメンバーからも「ずーっと一緒にやっているような“空気感”が塚地さんから出ている」(小日向)、「1日だけでしたね、新入りの顔をしていたのは…。2日目からは、もう古株の顔をしていましたよ(笑)」(でんでん)と、次々と証言が飛び出すことに。しかも、話は明後日の方向へ脱線し始め、おしゃべりが止まらない状態になり…!? 天海が思わず「こんなふうに現場でもずっとおしゃべりが続くんですよ! おばさんばかりが、おしゃべりじゃないんですよ。おじさんの方がすごい(笑)!」とツッコむ一幕もありました。

プライベートでの食事会の段取りも判明! 観客が天海らの素顔を“マル裸”に…!?

 劇中では、手強い被疑者たちを相手に“息詰まる攻防戦”を繰り広げながら取り調べを進め、彼らの本音や事件の真実を“マル裸”にしていくキントリ・メンバー。しかし、この日は立場が逆転…!? なんと観客から寄せられた質問によって、天海らの素顔が“マル裸”にされていったのです!
 中でも盛り上がったのが「皆さんはプライベートでも仲がいいのですか?」という質問。みんな口を揃えて「仲がいい」と証言する中、なんと時折開催される食事会の実態も明らかに…! いつも天海が「そろそろ集まろう」と提案するそうですが、その後の仕切りは田中にドンッとお任せしちゃうのだとか。「それで時々、(仕切り役を)浩介くんにも振ったりするんですけど、ちょっと怠けるんですよね(笑)」と田中。手抜き(!?)を暴露された鈴木がアワアワしながら「やってみて分かったんですけど、このメンバーのスケジュールを調整するのって大変なんですよ!」と弁明すると、田中は「小日向さんのスケジュールがなかなか押さえられない」と激しく同意! ほかのメンバーが一斉にニヤニヤし、大きくうなずき始めると、小日向は「やめてくれよ~(笑)」と慌てまくりで…!! その和気あいあいとした様子に、会場から温かい笑いが起こりました。

大ヒット祈願の特大あんぱん、そして観客と一緒にキントリ・メンバーが記念撮影

 ちなみに、会見が開催された4月4日は「あんぱんの日」。144年前のこの日、お花見のお茶菓子として明治天皇にあんぱんを献上したことが由来だといいます。そこで…ドラマの大ヒットを祈願して作られた「番組特製キントリあんぱん」も、会場に登場! 直径35cmはあろうかという特大あんぱんに驚きながら、キャスト一同はあんぱんを囲んで記念撮影。さらに、会場の観客とも一緒に記念撮影をし、笑顔で会場を後にしました。

天海祐希(真壁有希子・役)コメント

 『緊急取調室』も第3シーズンとなり、とてもうれしいです。またこのメンバーと一緒にお仕事ができる幸せを、毎日感じています。作品をたくさんの方々に楽しんでいただければ、まだまだシリーズが続いていくかもしれません。これからも続けていきたいと思っていますので、ぜひお力をお貸しくださいませ。変わらないもの、変わっていかなきゃいけないもの、いろいろある中でキントリだけは横の絆や頑張りも変わることなく、続けていきたいと思います。
――キントリ・メンバーと久しぶりに顔を合わせて、いかがでしたか?
 あまり2年ぶりという感じはしませんでした。まるで長い“撮休(=撮影がないお休み)”だったような気がしています。もう家族のような雰囲気もありますので、お正月に集まっているような感じですね。
――皆さんはプライベートでも仲がいいのですか?
 私は仲がいいと思っているんですが、大丈夫でしょうか? 思い過ごし…(笑)? 実は仕事が終わっても、みんなで食事に行くなど“密会”していますよ。私が「そろそろ集まろう!」と提案して、全部哲ちゃん(=田中哲司)に丸投げするんです。私はLINEをやっていないので(笑)、塚地(武雅)くんに連絡先を聞くときも「ほら、哲ちゃん!」て(笑)。そこからみんなのスケジュール調整をしてくれるので、哲ちゃんは優秀なスケジューラーになれますよ。
――取り調べを受けるなら、キントリ・メンバーの誰に取り調べられたいですか?
 私は塚地くん演じる玉ちゃん(=玉垣)かな。ごまかして押しきれそう(笑)。玉ちゃんはこれまでも何回か取調室には入ってますけど、まだオドオドしているところがあるんです。(「ちなみに、逆に取り調べられたくない人は?」と聞かれ…)ダメでしょう、それは! もうすでに視線を感じますよ(笑)!
――撮影中の印象的なエピソードがあれば教えてください。
 (新元号の公表日に)新元号は何だろうって、現場のみんなでテレビの前で腕組みして待っていたんですけど、公表前にリハーサルを始めなきゃいけない時間になってしまった…ということがありました。あと、「天海ベーカリー」(=天海の差し入れをベーカリースタイルで楽しめる一角)も恒例になりましたね(笑)。最近はポップコーンの製造機も入りました。作っていると、いいニオイがするんですよ!
――第3シーズンのキャッチコピーに「変わる時代に、変わらない戦いがある」とありますが、キントリで「変わらないもの」とは何だと思いますか?
 何が罪だったのか、誰が悪かったのか…。その真実を追求するところです。冤罪を避けるために、きちんと真実を追い続ける“正義への思い”ですね。犯罪も多様化していきますが、キントリ・メンバーはこれまでと変わらずに、きちんと真実を追求していきたいです。

田中哲司(梶山勝利・役) コメント

 今回は第3シーズンということで、そんなにネタがあるのか…と心配する声もあるかもしれませんが、どうやらすごいアイデアがプロデューサーの中にあるそうです。そのアイデアは第2話から出てくると思います。ますますパワーアップする第3シーズンに、どうぞご期待下さい!
――キントリ・メンバーと久しぶりに顔を合わせて、いかがでしたか?
 撮影初日からスッと入ってきた気がします。そこに、新しいメンバーであるはずのドランクドラゴンが、これまたスッと入ってきて…(笑)。結婚式に親戚が集まっているような雰囲気ですね。
――皆さんはプライベートでも仲がいいのですか?
 天海さんから「集まろう」と連絡があると、僕がLINEで皆さんに連絡をして…。時々、(仕切り役を)浩介くんにも振ったりするんですけど、ちょっと怠けるんですよね(笑)。ちなみに、小日向さんのスケジュールがなかなか押さえられないんですよ。
――取り調べを受けるなら、キントリ・メンバーの誰に取り調べられたいですか?
 大倉(孝二)くんだったら勝てそうかな。演劇関係でも、昔から先輩ですしね…。

速水もこみち(渡辺鉄次・役) コメント

 天海さんをはじめ、先輩方とこういう形でご一緒できていることが、すごくうれしいです。第3シーズンに入り、皆さん、またパワーアップしております。難事件を解決していく中で見せる素晴らしいチームワークや、さまざまな人物像にもご注目いただければ、と思います。
――キントリ・メンバーと久しぶりに顔を合わせて、いかがでしたか?
 これまで培ってきたものが生かされているとも思いますし、またひとつのファミリーに戻って来られたような気持ちもあります。
――取り調べを受けるなら、キントリ・メンバーの誰に取り調べられたいですか?
 塚地(武雅)さんですかね。ほかの皆さんは取り調べのプロですし、なんだか自分からすぐに謝ってしまいそうなので。(「ちなみに、逆に取り調べられたくない人は?」と聞かれ…)すみません、その質問はパスでお願いします(笑)。

鈴木浩介(監物大二郎・役) コメント

 第3シーズンになってチームワークもさらに深まり、素晴らしい作品になっていると思います。今日は桜もきれいです。六本木の桜を見て『キントリ』の話をしながら、お帰りいただけたら、うれしいです。
――新たなメンバーとして塚地武雅さんが入られましたが、一緒に撮影をされていかがですか?
 僕は塚地さんとは“はじめまして”だったんです。でも、小日向(文世)さんが役者として苦労した時代の話をされていたら、塚地さんも急にスイッチが入ったんですかね。自分の貧乏時代の話を始めて、止まらなくなっちゃって! それまでは現場に集中していらっしゃる雰囲気だったんですけど、一気に塚地さんの扉が開かれたな、と思いました。「この現場はおしゃべりが止まらず、みんながズカズカ入ってきちゃうので、その扉は閉めた方がいいです…」と、心の中で思いました(笑)。
――皆さんはプライベートでも仲がいいのですか?
 (田中哲司から、食事会の仕切り役を鈴木に振ると、ちょっと怠けると指摘され…)怠けているわけじゃないです(笑)。哲さんの役割をやってみて分かったんですが、このメンバーのスケジュールを調整するのって大変なんですよ!
――取り調べを受けるなら、キントリ・メンバーの誰に取り調べられたいですか?
 僕も塚地さんがいいですね。あとは大倉さん。ボーっとしているから、大丈夫かな、と。カレーを食べさせておけば、機嫌がよくなりますし(笑)。

大倉孝二(磐城和久・役) コメント

 第2シーズンから引き続き、刑事部長・磐城役を演じている大倉孝二です。1シーズンで終わりかな…と思っていたら、また続投させていただけて、大変光栄に思っております。
――新たなメンバーとして塚地武雅さんが入られましたが、一緒に撮影をされていかがですか?
 初日にして、お会いしたときからずっといたような雰囲気でしたね。僕なんかは2シーズン目に入ってもまだ馴染めないのに(笑)、すごい能力だな、と思っております。
――取り調べを受けるなら、キントリ・メンバーの誰に取り調べられたいですか?
 塚地さん以外はイヤです。ほかのみんなは絶対怖いから(笑)。

塚地武雅(玉垣松夫・役) コメント

 『キントリ』は本当に人気のある作品ですし、キャストの皆さんのアクの強さといいますか、個性の際立ち具合はドラマからも伝わってきていたので、僕みたいに何の特徴もない、見た目も普通な人間で通用するのか…というところもありますが(笑)、少しでもスパイスになるよう頑張りたいと思います。
――塚地さんは初めての『キントリ』の現場ですが、皆さんと一緒に撮影をされていかがですか?
 皆さんが一堂に会している姿を見たら、個性が強いので、撮影に入るまでは緊張していました。皆さんに対して寡黙でクールなイメージをもっていたので、堅物たちの集まりなんじゃないか…これは苦戦する現場になるんじゃないか…と不安な気持ちだったんです。でも、初日からみんな“ザ・ざっくばらん”!ずーっとしゃべってるんですよ! しかも本当にたわいないことばっかり(笑)! 天海さんがタンスを買うか買わないかとか、小日向さんはウォシュレットの当て方とか、ホルモン好きのでんでんさんが5日連続で同じ店に行って飽きた話とか、哲司さんが昔ハサミムシを集めてた話とか…そんなんばっかりです(笑)。僕もあっという間に馴染ませていただきました。こんな現場は(他に)知らないです!
 ちなみに、皆さんは足で稼ぐ昔ながらの刑事なんですけど、僕は“画像と映像こそすべて”というイマ風のキャラクターなんです。イマドキの若者っぽい男を47歳の僕が演じてます(笑)。
――撮影中の印象的なエピソードがあれば教えてください。
 新元号が公表されたときはリーサル中で、公表の瞬間は思い切り働いていましたね。だから、スタッフさんが新元号を伝えに来てくれたんです。「めいわ」だって。で、外に出てテレビを見たら「令和」でした(笑)。あとは、「天海ベーカリー」とか。ポップコーンの製造機まであるんですけど、改良を重ねて、日を追うごとにおいしくなっていくんです。映画館にも負けてないですね(笑)。

でんでん(菱本進・役) コメント

 よう、みんなハッピーかい(笑)? 僕は本当に気分がいいと、この昔よく言っていた決めゼリフを使うようにしているんです。本当に今回の仕事は毎日毎日楽しくて、これでお金をいただいていいのかな、と思う現場でございます。楽しくやっております!
――新たなメンバーとして塚地武雅さんが入られましたが、一緒に撮影をされていかがですか?
 1日だけでしたね、新入りの顔をしていたのは…。2日目からは、もう古株の顔をしていましたよ(笑)。
――撮影中の印象的なエピソードがあれば教えてください。
 田中(哲司)さん、小日向(文世)さんと一緒にランチに行ったんですよ。僕はとんかつとカレーのそばのセットを頼んだんだけど、午後からの食事のシーンで、お昼に食べたのと同じやつが出てきたんです! 「さっき食べたやつやなぁ…」っていうことがありました(笑)。
――取り調べを受けるなら、キントリ・メンバーの誰に取り調べられたいですか?
 塚地くんです。何か面白いこと言ってくれそうだから! 取り調べを受けたくないのは…やっぱり天海(祐希)さんだな(笑)。

小日向文世(小石川春夫・役) コメント

 第1シーズン、スペシャル、第2シーズン、そして今回…と、2014年から始まって5年目になるのですが、こんなに長い間、同じ作品に参加させていただくのはこの作品が初めてです。そんな作品に出合うことができて、役者としては幸せな気持ちでいっぱいです。どんどんパワーアップしているのは、何と言っても隊長の天海(祐希)さん! “親分について行く!”という気分で、日々頑張っております。
――新たなメンバーとして塚地武雅さんが入られましたが、一緒に撮影をされていかがですか?
 僕は塚地さんとは映画などで何度かご一緒しているのですが、この現場でもずーっと一緒にやっているような“空気感”が塚地さんから出ているんです。このチームは天海さんをはじめ、背が高くてスタイリッシュな人が多いのですが、そこにコロンとした体型の塚地さんが来てくれたおかげで、空気感が変わるんですよね。塚地さんって、ホントに“いいお腹”しているんです。話を聞くと、週3日くらいトレーニングジムに行っているとのことで、けっこうお腹が硬いんですよ。「じゃあ、なんでこんなに引っこまないのかな?」って思っていたら、よく見ていると撮影の合間によく食べているんですよ。でもそれがまたホッとするんですよね(笑)。
――取り調べを受けるなら、キントリ・メンバーの誰に取り調べられたいですか?
 僕も、天海さん以外だったら誰でもいいですね。天海さんは…やっぱり怖いです(笑)。でもこの現場は、天海さんが引っ張ってくださっていることでチームワークのよさが保たれている気がします。“男たちが女親分についていく”という感じが、チームのいい状態を保っているんですよ。天海さんって、本当にカッコいいんです!
――撮影中の印象的なエピソードがあれば教えてください。
 冷蔵庫に天海さんが差し入れしてくれたパンやハムなどがいろいろ入れてあって、プロデューサーたちがサンドイッチにしてくれるんです。僕らはそれを合間にトースターで焼いたり、いろいろアレンジして、小腹がすいたときにいつでも食べられるようになっているんですよね。当たり前のようにいつもあるので、本当に助かってます!