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2017年4月10日

咲き誇る桜の前で制作発表記者会見を開催!
完璧だけど、怖い!? オジサマと同化!?公開取り調べで共演者たちの天海祐希像が明らかに!

本日、テレビ朝日本社にて制作発表記者会見を開催しました。
会見には天海祐希をはじめ、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、でんでん、大杉漣、小日向文世が登壇。桜もかすむような満開の笑顔でお花見スタイルの会見を楽しみながら、クロストークに花を咲かせました。

■天海祐希、続編に大喜び! 「頼もしい共演者の方々がそばにいるので心強い」

 普段から食事会も開くなど、仲のいい『緊急取調室』のメンバー。この日の会見でも、天海が「第1シーズンをやっていた3年前から、私たちは勝手に続けるつもりでいて、食事会のたびに『次はああしよう、こうしよう』と話していたんです。現在も、頼もしい共演者の方々がそばにいてくださるので、日々心強く、素敵な撮影をさせていただいています」と話し、顔をほころばせました。また、第2シーズンの物語についても「今回のテーマは『普通の人間が一番怖い』。普通の人がいつ犯人になってもおかしくないという状況が描かれ、とても心に訴えかける内容になっています」とPR。「心を込めて撮影していますので、ぜひ楽しみにしていてください」と呼びかけ、取材陣の期待を大いに煽りました。

■天海が共演者を公開取り調べ! 自分の短所(!?)を指摘されて「やっぱりな」

 『緊急取調室』では可視化施設の整った特別取調室で被疑者の取り調べが行われますが、この日はなんと天海が共演者を公開取り調べ! 天海が「ぜひともお聞きしたい!」という2項目について、率直な意見を募りました。
 第1問は「今年50歳になるにあたり、自分自身を振り返り、より良い人間になりたい」という天海の真摯な思いから出た質問「私のことをどう思っていますか?」。これに対して、「腰のラインが素敵なアニキ」(小日向・談)、「右ストレートが強そう」(でんでん・談)といった独特な褒め言葉をはじめ、「完璧」「素敵」「美しい」「集中力がすごい」と、絶賛の声が飛び交いました。そんな中、信頼関係が培われているからこその辛口意見も飛び出すことに! 「オジサマ世代と同化していて、キントリ・メンバーの中の“一輪の花”であることを忘れがち」(鈴木・談)、「本気で怒ったら、泣かされそう」(大倉・談)という意見のほか、田中からも「天海さんには『哲ちゃん』と呼ばれていますが、僕は『天海さん』と呼ぶんです。よく考えたら、僕の方が年上なのに…でも『天海』とは絶対に呼べないです!」と具体的な証言が飛び出しました。天海がすかさず「私、怖いですか?」と確認すると、田中は飄々とした口調で「怖いです(笑)」と即答。これには思わず吹き出してしまった天海でしたが、その一方で大切な仲間たちからの言葉を真摯に受け止めたよう。「やっぱりな、と思うところが多々ありました。(長所も短所もハッキリ言っていただいて)ありがとうございました」と、丁寧に頭を下げていました。
 続く第2問は「現場での印象的なエピソードは?」。天海がスタジオに出すケータリング『天海ベーカリー』の存在や、おしゃべりの途切れない現場の様子など、ほっこりするエピソードが口々に語られ、会見場は温かい空気に包まれました。

■精神面に健康、現場での立ち回り方など…出演者が「2017年度の誓い」を発表!

 さらに、会見では年度初めということで、出演者が「2017年度の誓い」を色紙にしたためて発表。「頑張る」(天海)、「現状維持」(田中)、「緊急メシ」(速水)、「ゆるやかにおだやかに痩せる」(鈴木)、「わりと笑顔」(大倉)、「一瞬を大切に」(でんでん)、「あるがままに」(大杉)、「深酒の後は入浴厳禁!」(小日向)と、色とりどりの誓いを立て、気合をにじませました(※各誓いの理由は後述の「登壇者コメント」を参照)。

登壇者コメント

【天海祐希(警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班」刑事・真壁有希子 役)】
 また『緊急取調室』に帰ってくることができました。これもひとえに皆様の応援のおかげだと思っております。続編が決まったときは、それはそれはうれしかったです! でも、第1シーズンをやっていた3年前から、私たち(=レギュラー出演陣)は勝手に続けるつもりでいて、食事会のたびに『次はああしよう、こうしよう』と話していたんです。そうやって皆さんと親睦を深めて準備しておりましたので、すごーくうれしい気持ちが大半なんですけど、冷静に「あ、よかった」という気持ちもちょっとあります。現在も、頼もしい共演者の方々がそばにいてくださるので、日々心強く、素敵な撮影をさせていただいています。今回のテーマは「普通の人間が一番怖い」。普通の人がいつ犯人になってもおかしくないという状況が描かれ、とても心に訴えかける内容になっています。心を込めて撮影していますので、ぜひ楽しみにしていてください。

――「2017年度の誓い」は?
 「頑張る」。今年で50歳になりますので、より良い人間になれるよう頑張りたいです。また、こうして再び皆さんとご一緒させていただける喜びの気持ちを込めながら、素敵な作品を届けるために頑張りたい。とにかく頑張る!

――桜の思い出を教えてください。
 私は台東区上野の出身で、母が毎年「上野公園の桜がどのくらい咲きました」と報告してくれます。もう何年も行っていませんが、子どものころに両親と一緒に見た“夜桜の怖くなるような壮絶な美しさ”は今でも覚えています。またいつか見に行くので、桜には待っていてほしいなと思います。

――最近、身の回りで起こった緊急事態は?
 取調室のシーンではありがたいことに日々、大量のセリフがあるんです。とても先々の分まで覚えていられる状態ではなく、いつも撮影前日に「どりゃ!」と覚えています。日々、緊急事態です(笑)。


【田中哲司(警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班」管理官・梶山勝利 役)】
 第2シーズンなのでスタッフ、キャストもみんな顔見知りで、“戦友”みたいな感じです。前回よりもより濃密に、撮影も毎日快調に進んでおります。どうぞ皆さん、今回も楽しみにしていてください!

――撮影現場での印象的なエピソードは?
 僕は(セリフの)甘噛みがひどいんです。甘く噛んでしまったけれどギリギリ行けたかなと思うとき、天海さんの目の奥がちょっと怒っているんです。やっぱり、ちゃんとやらないと許してもらえないんですよね。それが怖くて、カットがかかった後、「今の大丈夫っすよね!?」と、いつも天海さんの表情をうかがってしまいます(笑)。

――「2017年度の誓い」は?
 「現状維持」。まさに“守り”ですね。役者は浮き沈みが激しいので、とにかく毎年、今のままで頑張って行こうと思うんです。欲張らず、謙虚に…というのが今の僕の生き方です。

――最近、身の回りで起こった緊急事態は?
 撮影中、花粉症が爆発しまして、ティッシュ1箱弱も使って大変でした!

【速水もこみち(警視庁捜査一課一係刑事・渡辺鉄次 役)】
 またこういう形でキントリ・チームの皆さんとご一緒できて、ものすごくうれしく思っています。今回もいつものように、もつなべコンビの二人が現場を捜査して回ります。今回は前回よりも、先輩方と一緒に現場に捜査にいくシーンがあるので、それも見どころの一つとしてお楽しみいただけるのではないかと思います。

――撮影現場での印象的なエピソードは?
 (セリフを噛む人が多いという話から)僕も時々噛むことがあるのですが、捜査会議のシーンはすごく緊張感があるので、ここぞというときはきちんとキメています! 実は先日、小日向さんから「バッチリだったよ!」というお褒めの言葉を頂いたので、それが自信に繋がっています(笑)。

――「2017年度の誓い」は?
 「緊急メシ」。撮影も中盤に差し掛かってきて疲れも溜まってきましたので、何かのときに僕が料理を作ってお出しできたらな、と思っています。

【鈴木浩介(警視庁捜査一課一係刑事・監物大二郎 役)】
 天海さんも、哲司さんも、もこちゃん(=速水もこみち)もご挨拶がすごくしっかりしていたのですが、僕は(何を話すか)あんまり考えていなくて…(苦笑)。楽しい作品になっていると思いますので、よろしくお願いします!

――撮影現場での印象的なエピソードは?
 最近、天海さんが現場にパンのケータリングを差し入れてくださって、『天海ベーカリー』なるものが開かれているんです。それを楽しみに、朝ごはんを食べずに現場に行っています。

――「2017年度の誓い」は?
 「ゆるやかにおだやかに痩せる」。非常に個人的な話で申し訳ないのですが、僕太っちゃったんです(笑)。第1シーズンと現状で(画が)繋がらないという緊急事態になっておりまして…。気づかれないように、痩せていきたいと思っています。

【大倉孝二(警視庁刑事部部長・磐城和久 役)】
 私は(’15年に放送した)スペシャルで初めて参加させていただきました。連続ドラマでは新メンバーになります。新メンバーとして新風を吹き込みたいと思っていますが、今のところ“まだ(できていません)”です(笑)。最終回までに間に合わせたいと思いながら日々撮影に臨んでいます。

――撮影現場での印象的なエピソードは?
 撮影初日に、先輩方と同じ控室だったのですが、大先輩の御三方がそれぞれ同時に違う話をしていまして、これには「ベテランって自由だな」と、強く思いました。鈴木さんに「全員が違うこと話しているけどどうしたらいいの?」と小さい声で聞いたら、「全部うなずいておけ」と言われました(笑)。それが印象的なエピソードです。

――「2017年度の誓い」は?
 「わりと笑顔」。よく人から「怒っている?」とか、「疲れている?」と聞かれるんです。自分が笑顔ではないからだろうと思ったので、こういう誓いにしました。本当は「常に笑顔」と書こうとしたのですが、自分には「常に…」は無理だなと思いまして、「わりと笑顔」にしました。

――最近、身の回りで起こった緊急事態は?
 スペシャルの撮影中に、今かけているこのメガネを失くしたことです。休憩のときに手に持っていたんですが、お弁当のゴミを捨てるときにスルリと落としてしまったようで。それに気がつかなかったんです。結局「メガネをとって目頭を押さえる」という監督からの演出で、この緊急事態は乗り切りました。

【でんでん(警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班」刑事・菱本進 役)】
 思えば37年前に「よう、みんな! ハッピーかい?」のネタでデビューしまして、それが今、こんな素敵な番組で素敵なメンツと一緒にお仕事をできている自分がとてもハッピーでございます。3年前の第1シーズンより、さらにコクがあって味わい深い作品だと思いますので、皆さんぜひ見てください!

――「2017年度の誓い」は?
 「一瞬を大切に」。一瞬を大切にしようと思うと、自分の中で力がみなぎるような、明るくなれるような気がする。そう心がけて、ちょっと頑張ってみようかな、というのが僕の目標です。

――最近、身の回りで起こった緊急事態は?
 家から現場に来るとき、駅まで自転車で通っているのですが、雨の日にパンクしまして…。一生懸命走ってスタジオに着いたのですが、なんと入り時間を間違えていて、40分も早く着いちゃって…(笑)。自転車パンクするわ、チューブはいかれるわ、もう大変でした!

【大杉漣(警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班」刑事・中田善次郎 役)】
 続編ができることは本当にうれしいことです。天海さんを中心に、周りを固めている日本のおじさん俳優たちも見捨てたものじゃないな、と感じていただけるような作品になっていると思います。心と心がぶつかり合うようなドラマになっているので、ぜひ楽しみにしていただければ、と思います。

――撮影現場での印象的なエピソードは?
 第1シーズンの撮影中に、僕の地元である徳島のサッカーチーム「徳島ヴォルティス」がJ1昇格を賭けた試合で勝ったんです。今回も『キントリ』の撮影が始まると、なぜか徳島はJ2で好調なんです。だから『キントリ』は幸運のドラマ、『キントリ』をやると徳島も調子が良くなる、と勝手に思っております。毎年『キントリ』をやってほしいな、と密かに念じております(笑)。

――「2017年度の誓い」は?
 「あるがままに」。なかなか難しいことですが、心の中ではいつもそういたいと思っています。人に対しても、物に対してもそのような気持ちで接していければ、と。自分への戒めも含めての言葉です。

――最近、身の回りで起こった緊急事態は?
 夜中に帰宅したときにお腹が空いたので、冷蔵庫を開けたら鶏のササミをゆでたものがあったんです。それを食べたのですが、実はうちの猫のキャットフードだったという…。でも、そこそこおいしかったです(笑)。

【小日向文世(警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班」刑事・小石川春夫 役)】
 またこのチームに参加できることを幸せに思っています。体を壊すと、声をかけていただいても参加することができないので、やはりこの年になると健康がいちばん! また心身ともに健康体で参加できることを幸せに思っております。素敵な作品になると思います。どうぞ応援よろしくお願い致します。

――撮影現場での印象的なエピソードは?
 とにかく天海ちゃんは現場でうれしそうに笑っていますね。それから、こんなにおしゃべりな現場は今までにないですね。もこちゃんが一人で長ゼリフをしゃべらなくてはいけないとき、セリフの少ない僕らオジサンたちは本番直前まで余計なことをずーっとしゃべってます。オジサンは年取るとオバサン化するんだなと、身に染みて感じています。

――「2017年度の誓い」は?
 「深酒の後は入浴厳禁!」。僕は、血圧が高いんです。本当はお酒を飲んだ後に風呂に入って温まるのが好きなのですが、最近「それは身体によくない、長生きしたいのならやめた方がいい」と言われまして…。きっと『キントリ』の次のシーズンがあると思いますので、そのためにも健康体でいなくちゃいけませんし、この誓いを守っていこうと思っています。

――最近、身の回りで起こった緊急事態は?
 穏やかに暮らしているので、緊急事態はほとんどないのですが、最近メダカがものすごい数の卵を産んだんです。メダカの親は卵を食べてしまうので、かわいそうだと思って水草にからまっている卵を移したらすべてかえって、ものすごい量になってしまったんです。いやぁ、本当に緊急事態でした!

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